「10.ごみ・環境問題」カテゴリーアーカイブ
『都市計画道路「3・4・1号線」「3・4・11号線外」の計画について見直しと誠意ある対応を求める意見書』全員一致で可決!
9/25、小金井市議会本会議にて、『都市計画道路「3・4・1号線」「3・4・11号線外」の計画について見直しと誠意ある対応を求める意見書』が全員一致で採択されました。
この意見書作成については、先日、東京都に有志の議員12名から提出した要請書が下敷きになっていますが、さらに多くの会派の意見を取り入れ、この数日間で精査したものです。
2016年3月には、『都市計画道路「小金井3・4・1号線」「小金井3・4・11号線外」の 計画の見直しを求める意見書』を賛成多数で可決していますが、自民党は反対していました。
今回は自民党も提案会派になり、全員一致で可決できたということは重要です。
小金井市議会としての東京都への意思は示しました。次は市長の番です。
資源循環型社会推進調査特別委員会 調査への意見要望
委員会の任期が終了する際、調査事項に対して各委員から意見を述べることになっています。各委員会での活動(審議状況や視察等)をまとめ、本会議で委員長が報告します。この報告書の意見要望には、いつも各委員の名前がありません。議事録には発言者として記録が残りますが、紙ベースの報告書には名前が無く、不自然だと思っています。
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資源循環型社会推進調査特別委員会 意見要望 片山かおる
1 循環型都市の形成(発生抑制を最優先とした3Rの推進)について
- ごみを出さないライフスタイル(リデュース)の推進について
「リデュース」ごみを出さないライフスタイル、とは何か、という行政からの具体的な形がなかなか示されなかった。
今後はワークショップを行なうなど、市民提案を活かせる参加型の取組みが必要と考える。
本来は「リフューズ」(不要なものは買わない)というライフスタイルも同時に提案すべきと考える。
しかし、フードドライブが試行実施され、来年度の予算にも組み込まれるなど、食品ロスに対する動きができたことは評価したい。
ただ、市外のフードバンクに送る今の制度では、市内で困っている人に支援が届かない。
子ども食堂を運営するにあたり、フードバンクに関心を持ったり、他の自治体でフードバンクに関わったという市民から、小金井市内でのフードバンクを作ってほしいという要望があった。
今後は市内でフードバンクを市民と共に作るなど、市民参加で、インセンティブのある活動を検討すべきである。
- リユース(再使用)の推進について
リユース食器の質疑などが多少行なわれたが、まだいろんな形での「リユース」の仕組みが整っていないと感じた。
エネルギー使用を押さえるためにも、あらゆるものについて、リユースの仕組みを楽しく学び、楽しく実践できる方法を市民参加で検討すべきである。
- 資源循環システム(リサイクル)の推進について
本来、「リサイクル」は、その過程において多くのエネルギーを消費することから、「リユース」の方がシステムとしては優れていると考える。食品残渣のリサイクルなどについての議論が多かったが、もう少し創造的なリサイクル方法について提案をすべきだったと考える。
2 廃棄物関連施設の整備について
現在、開催されている「清掃関連施設整備基本計画検討会議」での議論を注視すべきと考える。非常に密度の高い議論が行なわれている。もっと多くの市民の声が反映できる会議にすべきである。
清掃関連施設は、これまで迷惑施設として取り扱われてきている。しかし、九州の大木町のように、環境啓発施設として、資源循環の仕組みを学習したり、道の駅と併設して、地産地消のおしゃれなカフェを作り、観光拠点となっている自治体もある。
小金井も、清掃関連施設は環境啓発施設として捉え、カフェのような、人が集まりやすい場をめざして整備を進めるべきである。
ただ、基本的には拡大生産者責任を厳しく追及する必要があると考える。
野川とはけと住宅を壊すとんでもない道路計画
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