9月議会のお知らせとなる「片山かおるのちょっとカエル通信116号」を発行しました。
いつもよりちょっと遅くなってしまいましたが、今日の私の一般質問の前になんとか間に合いました。9/8の15:30から一般質問予定です。
8/31から小金井市議会第3回定例議会が始まります。片山の一般質問は9/8(金)15:30から、となりました。
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1.「難民を支える自治体ネットワーク」への参加を
小金井に暮らす外国籍市民や子ども、難民申請中の方や仮放免中の方、難民認定された方等の状況や困っていることを把握し、市としてできる支援に取り組むことが、本来の国際交流、平和外交、共生社会につながると考える。
小金井に民間の難民支援センターができたことをきっかけに、難民や外国籍市民等への支援と理解を深める取り組みをはじめないか
1) 2020年に鎌倉市に開設された「アルペなんみんセンター」の2つ目のシェルターとして「アルペなんみんセンター小金井」が4月に市内に開設され、シェルター支援・定住支援が行われている。市はどのように認識し把握しているか。
2) 鎌倉市の「鎌倉なんみん共生フォーラム」の取り組みを参考に、小金井でも地域で難民への理解を深める勉強会や交流などの取り組みを始めないか。
3) 2023年5月時点で日本を含めた世界55カ国286の自治体と共に鎌倉市が参加したUNHCR(国際難民高等弁務官事務所)と自治体の連携強化を目指すグローバルキャンペーン「難民を支える自治体ネットワーク」に小金井市も参加しないか。
4) 小金井に住む仮放免者、難民等の把握と支援。社会福祉協議会の福祉総合相談窓口、居住支援相談窓口での外国籍市民からの相談は。居住支援協議会の課題として、住宅確保要配慮者となる外国籍市民への居住支援の方策の検討を。外国籍市民や難民などの相談や生活支援を行うために、国際交流協会のような体制をつくらないか。
5) 外国籍児童への学校、保育等の支援体制は。日本語指導を必要とする子どもへの支援体制を整えるべきでは。
2. 精神障がい者の退院・転院支援、地域での暮らしについて
八王子の滝山病院での精神障がい者への虐待が明らかになり、NHKで『ルポ死亡退院〜精神医療・闇の実態〜』放映、新聞での報道などで問題があぶり出されたが、いまだに100人ほどの方々が入院を余儀なくされている。
8/23には「滝山病院問題を考える市民と議員の連絡会議」が発足し、現在、自治体議員、都議、国会議員、当事者や支援者も含め、230人以上の賛同が集まり、精神障がい者への支援体制を改めて検討する必要が論じられている。
また、中井やまゆり園での虐待、津久井やまゆり園での殺傷事件を通し、入所施設での支援についても透明化や職員への支援が求められている。
1)精神病院入院や施設入所後の生活保護利用者も含めての状況把握、退院・転院支援の状況。
2)地域での暮らしの支援体制を。
3)精神医療をどのように変えていくべきか。
~第2回 市民の市民による市民のための学習会~
「請願・陳情を出して政治参加してみよう!」
2021年11月3日に開催した「水道民営化を考える」勉強会に続く、「請願・陳情を出して政治参加してみよう!」学習会。請願・陳情の経験をもとに、基礎知識、書き方やノウハウをお伝えし、みなさんの政治参加を後押しします。国政で悪法の可決が続く今こそ請願・陳情を駆使して、市民から地方自治体から、自ら声を上げて行く時です。Zoomオンライン参加もあり。
政治の暴挙に対し、我々は政治に物申す権利として「請願権」を持っています。 今こそ請願・陳情を学び、これを駆使して、市民から地方自治体から、自ら声 を上げて行きましょう! |
申込先: kiuwftoratora3@gmail.com Zoom参加も募集します(申込いただいたらアドレスを通知します) |
日時:2023年8月26日(土)19:00から
企画:甲斐正康(#みちばた で市民運動。現トラックドライバー)
小野公秀(歌って踊れるただのサラリーマン。我が道をゆく陳情の鬼)
参加費:500円
5/31から第2回定例会(6月議会)が始まります。6月はいつも議案が少ない議会なので、順当に終わればいいのですが、なんとなく不穏な気配もあります。
保育園問題がまだまだ解決していません。公立保育園の廃園問題、なないろ保育園の保育士が休業している問題、コスモズの補助金不正受給問題など。。
6月議会の中で保育園補助金不正受給解明のための百条調査が立ち上がるかもしれません。
公立保育園廃園専決処分に関する監査請求第2回は行われる予定。
片山かおるの一般質問は以下になります。
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1.外国籍住民、難民への支援はどうなっている
人権侵害の入管法改悪法案への市民の反対の声が広がっている。外国籍住民や難民に対し自治体でできる支援を検討すべきである。
1)難民支援の取り組み、難民留学生の支援、難民相談の窓口は。
2)川口市長のように、自治体から難民支援の具体的要請をしないか。
3)国際交流協会設立の検討は。
2.発達障がいと薬の関係をどう考えるか
『「発達障害」は学校から生まれる』と題した東洋経済の記事が大きな反響を呼んだ。6/3に行われる東大インクルーシブ教育研究会主催の『「発達障害」という診断の背後にあるものー子どもの発達障害はなぜ増えるのか』オンライン研修会には3000人近い申し込みで、多くの教員や保護者の関心が寄せられている。
1)発達障害バブルとは。治療の勧め、薬の投与による子どもへの影響をどう把握しているか。
2)子どもの人権擁護の観点からの検討は。
3.障がいのある子どもの保育の保障は
障がい児の保育の受け入れ状況と、加配された保育の実態はどのような状況か。
1)公立園の障がい児保育の状況について
2)民間園の障がい児保育の状況について
4.誰のための「教育メタバース」なのか
不登校児童対象の「教育メタバース」の文科省事業に応募した民間企業に、今年度も小金井市が協力すると聞いた。文科省はギガスクール構想の一環と考えているが、小金井市では不登校対策事業としている。
1)不登校児童への支援について、どのような検討を重ねてきたのか。
2)昨年度の実証事業について市や学校での検証は。
3)保護者や市民への説明は。
4)民間企業への利益供与につながっていないか。