こんなまちをめざそう

片山かおるの小金井まちづくりプラン2013
〜子どもが暮らしやすい町は、おとなもきっと暮らしやすい!〜

1 子どもの権利とおとなの人権
〜子どもの権利条約・条例を活かし自分らしく暮らせる町に

子どもの意見を市政に反映する「青少年議会」復活
いじめ問題にも対応。子どもの権利を守る「子どもオンブズパーソン」を。
スクールソーシャルワークで子どもの貧困問題を解決。
就学援助と教材費の公費負担を増やし、義務教育の無償化をめざす。
子どもの権利に関する条例の推進計画をつくり、子どもの権利委員会でチェック。
学童保育所、児童館、集会施設、公園などを、子ども主体で使える場所に。
認可外と認可保育所の格差を是正。詰め込み保育ではなく、子どもに居心地のよい小規模異年齢保育を。
児童発達支援センターを、インクルーシブ社会の発信拠点に。
生活困窮者を専門家と市民が連携して支援。貧困の連鎖を防ぐ。
震災避難者の交流会で孤立化を防ぎ、個別ニーズにあわせ継続的な支援を。

2 民主主義を活かしきる〜開かれた市政をめざす

市民にわかりやすく、より開かれた議会にする「議会基本条例」を制定。
市議会が学校などに出張して、子どもたちとの意見交換会を。
審議会の報告会で情報を共有し、市民力をパワーアップ。
議員の審議会参加は極力減らし、報酬の二重取りは廃止。
教育委員を公募するなど民主的に選ぶシステムづくり。
「市民協働条例」「協働契約」を整え、市民が主体の市政運営を。
非常勤職員の待遇を改善。「公契約条例」による公正で男女平等な労働環境を市役所から発信。

3 足もとからの平和〜小金井から平和な世界づくりを発信

戦争体験者の記憶を次の世代へ語り継ぎ、戦跡などの記録を残す。
市民とともに平和憲法を学び、平和週間を平和映画祭などに拡大。
世界各地の紛争・戦争の停止または抑止へ自治体からいち早く発信。
学校で子どもが主体の平和教育を。日の丸君が代などの強制をなくし、教育現場に自由な空気を。
市民の国際交流団体をネットワーク。中東和平プロジェクトを市民参加で。

4 多様で自由な表現を認めあう〜地域で暮らしやすい路地文化の町づくりへ

大規模な駅近再開発はやめる。買い物難民を作らない、歩いて暮らせるまちに。
路地で子どもが遊べ、自転車暮らしが快適にできるよう、生活道路への車の制限と徐行規制を。
社会教育機関(公民館、図書館、集会施設など)の連携で、市民活動を応援。
公民館HPをつくって講座の記録を発信し、市民の知の図書館に。
市民団体やNPOなどに市民税額の1%を支援できる「1%支援制度」を。
はけの森美術館とアートフルアクションを表現文化発信の拠点に。市内アーティストのアーカイブを。
ギャラリーやライブスペース、ミニコミなど市民発信の文化で町を活性化。
市がコーディネートして空き家や空きアパートを使った安い賃貸住宅を。
空き地や道ばたや庭先での無農薬有機栽培の畑づくりで市民の交流を。
物々交換や地域通貨で人と人の交流を増やし、循環型の長屋的暮らしを。

5 きれいな川や木と土と空気のもとで暮らしたい
〜放射能汚染や脱原発、地球温暖化への小金井なりの取り組みを

「脱原発都市宣言」を市民参加で制定。「脱原発首長会議」への参加。
アンペアダウンを勧め、市民ファンドの再生可能エネルギー発電所を。
環境配慮住宅型研修施設(旧雨デモ風デモハウス)を通して、小金井をエコからエクセルギーの環境先進都市に。
市民測定の放射能測定室、消費者庁貸与の測定器を活用。環境中の放射能測定も行い、内部・外部被ばくを防ぐ。
市内事業者と連携して放射能測定を進め、流通段階でのチェック体制を。
学校での生ごみ処理機を乾燥型から省エネルギーの消滅型タイプに。
「ごみゼロ・ウェイスト宣言」。食器リサイクル、剪定枝やくつ・かばんの回収と資源化。
ごみの減量や処理について、市民参加で検討する場を。
無農薬有機栽培の農家、市民農園を。オーガニックな学校給食や飲食店での需要増加で地産地消の土台づくり。