中高一貫校の教科書についての勉強会です

◇多摩地区中学校への『つくる会』教科書を採択させない多摩ネット学習会◇

 

『「歴史」「公民」教科書(扶桑社版、自由社版)のどこが問題』

講師:石山久男さん(子どもと教科書全国ネット21常任運営委員)

 

「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが作った中学生向け「歴史」「公民」の教科書が、都教委の非民主的かつ政治的なやり方で2001年、04年~07年に特別支援学校と都立中高一貫校に採択されました。この「つくる会」は、過去の戦争の過ちを指摘することを《自虐史観》だと非難し、戦争を肯定する風潮をつくり出そうとしている組織です。

今年の夏は、2010年4月に開校する都立中高一貫校(富士高校・大泉高校・南多摩高校、三鷹高校)で使う「歴史」教科書とこれまでに開校された6校の「歴史」「公民」教科書の採択が行われます。

さらに今年は「自由社」からも同様の「歴史」教科書が発行されました。このままいけば10校の中高一貫校全部に「つくる会」の教科書が採択される恐れがあります。そうなればこの採択はまさに《政治的な採択》=非教育的採択であることが見え見えになります!

未来ある子どもたちの教育を政治の道具に利用するようなことは許せません。子どもたちの成長にふさわしい教科書を採択させるために、現場の教員による採択を実現させましょう!

 

6月28日(日)午後2時~5時

小金井市市民会館萌え木ホール

資料代 500円

主催:子どもと教科書多摩ネット21