2021年の応援メッセージ 奥村直史(平塚らいてうの会会員)

子連れの「女」に食べ物を運ぶ「男」からホモサピエンスは始まった。手助けし合うことで「サル」は「人間」となった。それに伴って「子ども」も「老いた者」も「身体を悪くした者」も共に暮らす社会が作られ始めた。その実現を目指して片山さんは「子どもの暮らしやすい町はおとなもきっと暮らしやすい」と言うのだ。「元始女性は太陽であった」と叫び、社会に「母性保護」を求めた、らいてうの想いも、私の思いも同じです。