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生活保護費大幅削減反対!三多摩アクション  リーフ配布&勉強会

生活保護費大幅削減反対!三多摩アクション では、基準引き下げの影響についてわかりやすいリーフレットを作り、7/26には弁護士やケースワーカーも交えての勉強会も計画しています。
小金井は7/5が生活保護費支給日です。市役所前で、当事者や周囲の人に配布しませんか?
AM8:45に市役所第2庁舎前に集合し、AM8:50〜PM3:00頃まで、ビラまきしようと思います。
現在、立川、府中でも支給日に配布予定。
最近は振込の人も多いと思うので、すべての当事者に配布するのは難しいかもしれませんが、一つのアクションとして行なおうということになりました。
生活保護法改悪案が廃案になったとはいえ、基準引き下げは決行されます。参院選の結果では、もっと質が悪い法案が出てくるかもしれません。これからますます、生活困窮者が増えてしまうのではないでしょうか。
勉強会チラシ裏面の当事者の高校生の訴えをぜひ読んでください。わたしたちが大人としてやらなければならないことは、いったい何でしょうか。
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保護法改悪 給付引き下げ
学習会 どうなるの?生活保護
日時:7月26日(金)午後6時30分〜午後9時
場所:立川アイム(女性総合センター)第1学習室(立川駅北口下車徒歩7分)
参加費:500円(生活困窮者は無料)
講師:
「生活保護制度改悪案のポイントと対策」 高野太一朗さん(弁護士)
「福祉現場からみた生活保護制度の課題」木下忠親さん(福祉事務所ケースワーカー)
生活保護制度の見直しは市民に何ををもたらすのか市民の皆さん、生活保護制度利用者の皆さん、生活に困って制度を利用しようとお考えの人やそのご家族の皆さんへ。
政府は8月から生活保護費を3年間で大幅に削減します。(別紙リーフレットを参照下さい)。
加えて、生活保護法の見直し案が審議され今国会では廃案になりました。生活保護法は、生活保護申請時に資産・収入について書類の提出を義務づける、親族の扶助義務を事実上保護の要件とする点で、これまでと大きく変わります。
政府は「運用はこれまで通り」としていますが、書類の提出が原則となっています。これにより生活保護申請者を窓口で追い返す「水際作戦」が強まるのではと危惧します。さらに家族の収入、資産まで調べられることを保護の要件としたら申請をためらう人やできない人が増えるのではないでしょうか。
生活保護法の見直しで制度のどこが変わり、私たちはどう対処したらよいのでしょうか。法改正のポイントや福祉現場での経験など専門家の話をうかがいます。ご参加下さい。
生活保護費大幅削減対三多摩アクション
【連絡先】さんきゅうハウス(立川市)吉田08050883897/府緊急派遣村(府中市)松野09030857557、びよんどネット(三鷹市) 0422465240

いつになったら自分の人生を生きられるのですか

~生活保護受給者の高校生からのメール~

私は高校2年生です。私の家は生活保護受給家庭です。私の人生は普通の高校生が送ってきた人生とはかなりかけ離れていると思います。恐らく想像もつかないでしょうし、話せば同情、偏見様々な意見があるでしょう。

ただ単に今の状況から言っても生活はかなり苦しい。高校は通学に一時間半かかる高校に通っていて朝は4時半に起きて弁当を作り、学校帰りにそのままバイトに行き、帰宅するのは22時頃。勉強もありますし家事をしたりで寝るのは0時か1時です。

私がおかしいと思うのはバイト代が差し引かれることと、扶養義務についてです。私は専門学校への進学を考えてバイトを始めました。バイトを始める前に担当ケースワーカーになんども「いくら差し引かれるのか」と尋ねましたがいつも答えは曖昧で最終的には「4万円稼いで5千円くらいだろう」と言われました。しかし、実際に働いてみると3万2千円で9千円差し引かれたのです。向こうからしたらたかが何千円の差かもしれませんが、こちらからすればかなり大きな差です。市役所側がそんないい加減でいいのでしょうか。

高校の奨学金の返済で84万円。進学するとなれば200万円以上はかかります。高校生のバイト代が生活費として差し引かれるのは当たり前のように思われていますが、学校に通い成績上位をキープしながらバイトをするということがどれだけ大変なことか分かって頂きたい。そしてバイトをするのは決して私腹を肥やすためではないことを。専門学校も奨学金で行けばいいと言われますが、専門学校卒業後、高校の奨学金と専門学校の奨学金を同時返済し更には親を養えと言われる。

私はいつになれば私の人生を生きられるのですか。いつになれば家から解放されるのですか。 はっきり言って私は家族を恨んでいます。私の家に関わってきた大人達のことも同様に。子が親を養うことも当たり前のように思われていますが、それは恨んでいる親を自分の夢を捨ててまで養えということなのでしょうか。成績は充分であるにも関わらず進学は厳しいというこの状況はおかしいのではないでしょうか。ただでさえ切り詰めた生活をしているのに、これ以上何を我慢すればいいのでしょうか。景気が上がれば物価は上がるのに保護費は減額?

私がどうしても伝えたいことは生活保護受給家庭の子供は自分の意思で受給しているわけではないということです。生活保護への偏見を子供に向けるのはおかしいです。不正受給ばかりが目につき本当に苦しんでいる人のことが見えなくなってはいませんか。選挙権がない私には国を動かす方々を選ぶことができません。だからこそ生活保護受給家庭の子供について国を動かす方々にはもっと考えて頂きたいと思います。

(この文章は6月14日参議院会館で行われた生活保護法改悪反対集会で読み上げられた生活保護受給者の高校生からのものです。メールを受けた人が本人の了解を得て公表したものです。)

 

※「生活保護世帯の高校生などが、苦しい家計の世帯を少しでも楽にしたいと『部活動の費用のため』、『自分の携帯電話代のため』とアルバイトをしています。こうしたことを市役所に報告しなければならないことを知らないケースがあります。こうしたケースが不正受給としてカウントされることも多いのです。」

7/15「今だから、今こそ、みんなで考える『従軍慰安婦問題』」(第一回目)

7/15「今だから、今こそ、みんなで考える『従軍慰安婦問題』」(第一回目)

 

6/11の小金井市議会本会議にて、「橋下維新の会共同代表の慰安婦問題に関する発言に抗議するとともに、政府が反論することを求める」意見書が賛成多数で可決されました。

男性議員何人かが反対討論しました。意見書の取り扱いについてはいくつかの問題があったかと思いますが、本質的に「慰安婦問題」「強制連行の有無について」意識の乖離があったことが浮き彫りにされました。

慰安婦問題について整理し、女性の権利に関わることとして、日頃から問い直すべきことだった、と改めて思いました。

ヘイトスピーチや反韓デモなども続き、参院選でもはっきりと「従軍慰安婦はいなかった」とか反韓を掲げている候補者が出ています。

情報交換しながら、連続講座の企画、いっしょに考えましょう!

 

【連続企画】

「今だから、今こそ、みんなで考える『従軍慰安婦問題』」(第一回目)

日時:7月15日(月・休)

時間:18時〜

場所:(旧)市民自治こがねい事務所

(小金井市本町2-19-36 武蔵小金井駅北口徒歩5分、けやき通り沿い)

電話042-316-1619

主催:市民自治こがねい

 

大阪の橋下市長による「従軍慰安婦の国家強制連行はなかった」、「銃弾が飛び交う中、猛者集団に『休息』は必要」発言は、国内のみならず、世界中で波紋をよびました。

女性の人権を踏みにじる発言は許されることではなく、戦争を堂々と肯定する橋下市長の発言を認めることは出来ません。

しかし同時に、私(達)がこの問題をどう考えるのか、どんな視点を持つのか、その姿勢も問われています。

憲法9条が改悪されようとし、戦争が現実味を帯び始めてきた今、人権が軽視され、人の命が切り捨てられている今だからこそ、「従軍慰安婦」や「戦争」について考えてみませんか?

「みんなで考える『従軍慰安婦問題』」連続企画の第一回目は、まず、みなさんとざっくばらんに意見交換をし、問題を共有します。

7/21にせまる参議院選挙についての情報交換、意見交換もしましょう。

ぜひお集まりください。

明日から参議院選挙。片山かおるは緑の党を応援します。

ひとり会派になって初めての市議会が終りました。気楽に相談できる先輩議員たちがいなくなり、出席する会議も増え、古参議員の仕掛ける落とし穴にはまらないように、緊張する日々でしたが、なんとか乗り切ったところです。

小学校給食調理の民間委託予算は通りましたが、多くの市民が関わった陳情6本のうち4本が採択され、2本が継続審議となり、行政が市民の声を無視できない足がかりができました。

よりいっそう多くの市民と共に市政に向かわなくてはと、自らの責任を重く感じています。

 

6月議会中には都議会議員選挙がありました。何人かの候補者の話を個別に伺いましたが、どの候補者も応援できないと判断しました。ただし、危ない自民党政権がこれ以上力を拡大しない、有効な選択をしてほしい、と周囲には呼びかけました。選挙前にはっきりとした表明ができずに申し訳ありませんでした。4年後にはぜひ市民派の候補を擁立したいと思いました。

 

参議院選挙では、私たちの選択が試されます。私は、漢人あきこさんが運営委員長である「緑の党」の会員ではありますが、少し遠くから関わっている状態です。近い理念を持っている団体だとは思いますが、小金井での議員活動とどう関係していくのか、まだ整理できていません。「市民自治こがねい運営委員会」や「片山かおるといっしょにかえる小金井の会」運営委員と話しあう中では、団体としてではなく個人で判断しようということになっています。

 

「政党」といってもこれまでの既成政党とはだいぶ違う形で運営されている「緑の党」です。多くの市民の意志をどう受け止め、政党運営の中で自治の力を活かしていけるか、まだ発展途上の政党であるように思います。地域とのつながりも課題です。

それでも、福島原発事故が収束されていないにも関わらず、あらゆる政策において個人の尊重が排除されている現在の国政に対して、市民の強い意志を示していくことが重要です。

私は今回の参議院選挙では、脱原発を実現したドイツ緑の党とも連帯し公正な社会実現を訴える「緑の党 グリーンズジャパン」を応援したいと考えています。

 

「緑の党」の候補者の中には、福島からの避難者や、アイヌの代表もいます。年齢が若く女性候補が多いのも特徴的です。国会に議席を持つことができれば、少数者の声を代表する存在になれることは確実です。

 

第1回目の脱原発世界会議の中では、海外の緑の党議員も参加する国会議員フォーラムの中で、民主党の大河原雅子さんからは「自分がいた生活者ネットも緑の党に共通するものがある」といった発言があり、2年前に北九州で開かれた全国フェミニスト議員連盟夏合宿の記念講演では社民党党首の福島みずほさんから「緑の党とも連携していきたい」といった発言があり、これからの政治体制の要となっていく可能性も秘めていると思っています。筋が通り地に足のついた政治を行うことが、今の混沌とした政治状況の中では必要です。

緑の党HP

http://greens.gr.jp/

 

☆また、東京選挙区では山本太郎さんを応援します。

片山かおる(市民自治こがねい共同代表/小金井市議会議員)

 

6/11AM10:00から 片山かおるの一般質問

1.選挙の当選証書への通称記載について

1)他自治体事例、総務省の見解
2)今回の選挙での小金井市選挙管理委員会の対応と、今後について
☆ 私は議員になる前から別姓で仕事をしてきましたが、4年前は戸籍名で当選証書が出たので非常に悔しい思いをしていました。今回の当選証書で初めて「片山かおる」と付記されました。別姓で働く女性の権利を足下から獲得していきたいと思います。
2.子宮頸がんワクチンの副反応被害について

1)杉並区などでの副反応被害者の状況、区の対応、全国的な状況をどのように把握しているか。小金井での接種状況、副反応の報告、相談体制は。
2)市からの勧奨について。説明会の設定は。
3)今後の対応は。 全国的な副反応実態調査と検証が行われるまで接種を一時中止すべきでは。
☆ 新聞等で大きく報道されているように、ワクチン被害者連絡会が立ち上がり、各自治体の議員と被害者の親がワクチン被害について検証と補償を求めています。今は一度立ち止まって、これ以上の被害者を出さないように自治体として判断すべきです。
3.小金井市は子どもたちに寄り添った給食の提供が続けられるのか

1)給食の指針をふまえ、これからどんな給食をめざしていくのか。教育委員会や市長は、子どもにとっての給食の位置づけをどのくらい重要に考えているのか。
2)調理業務委託の説明会が開かれたが、果たして子どもたちにとってよりよい給食にするための委託になるのか。小金井らしい給食を提供し続けるために市が検討してきたことは。
☆経費節減の行政の都合に沿った「行革」ではなく、子どもと親に寄り添っただれもが納得できる本来の「行革」を進めるべきです。給食には多くの可能性があります。もっと親が関わることができて、子どもたちが楽しみにできる給食をめざしてほしいものです。