明日から参議院選挙。片山かおるは緑の党を応援します。

ひとり会派になって初めての市議会が終りました。気楽に相談できる先輩議員たちがいなくなり、出席する会議も増え、古参議員の仕掛ける落とし穴にはまらないように、緊張する日々でしたが、なんとか乗り切ったところです。

小学校給食調理の民間委託予算は通りましたが、多くの市民が関わった陳情6本のうち4本が採択され、2本が継続審議となり、行政が市民の声を無視できない足がかりができました。

よりいっそう多くの市民と共に市政に向かわなくてはと、自らの責任を重く感じています。

 

6月議会中には都議会議員選挙がありました。何人かの候補者の話を個別に伺いましたが、どの候補者も応援できないと判断しました。ただし、危ない自民党政権がこれ以上力を拡大しない、有効な選択をしてほしい、と周囲には呼びかけました。選挙前にはっきりとした表明ができずに申し訳ありませんでした。4年後にはぜひ市民派の候補を擁立したいと思いました。

 

参議院選挙では、私たちの選択が試されます。私は、漢人あきこさんが運営委員長である「緑の党」の会員ではありますが、少し遠くから関わっている状態です。近い理念を持っている団体だとは思いますが、小金井での議員活動とどう関係していくのか、まだ整理できていません。「市民自治こがねい運営委員会」や「片山かおるといっしょにかえる小金井の会」運営委員と話しあう中では、団体としてではなく個人で判断しようということになっています。

 

「政党」といってもこれまでの既成政党とはだいぶ違う形で運営されている「緑の党」です。多くの市民の意志をどう受け止め、政党運営の中で自治の力を活かしていけるか、まだ発展途上の政党であるように思います。地域とのつながりも課題です。

それでも、福島原発事故が収束されていないにも関わらず、あらゆる政策において個人の尊重が排除されている現在の国政に対して、市民の強い意志を示していくことが重要です。

私は今回の参議院選挙では、脱原発を実現したドイツ緑の党とも連帯し公正な社会実現を訴える「緑の党 グリーンズジャパン」を応援したいと考えています。

 

「緑の党」の候補者の中には、福島からの避難者や、アイヌの代表もいます。年齢が若く女性候補が多いのも特徴的です。国会に議席を持つことができれば、少数者の声を代表する存在になれることは確実です。

 

第1回目の脱原発世界会議の中では、海外の緑の党議員も参加する国会議員フォーラムの中で、民主党の大河原雅子さんからは「自分がいた生活者ネットも緑の党に共通するものがある」といった発言があり、2年前に北九州で開かれた全国フェミニスト議員連盟夏合宿の記念講演では社民党党首の福島みずほさんから「緑の党とも連携していきたい」といった発言があり、これからの政治体制の要となっていく可能性も秘めていると思っています。筋が通り地に足のついた政治を行うことが、今の混沌とした政治状況の中では必要です。

緑の党HP

http://greens.gr.jp/

 

☆また、東京選挙区では山本太郎さんを応援します。

片山かおる(市民自治こがねい共同代表/小金井市議会議員)