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全国フェミニスト議員連盟 「Hello!民主主義 Goodbye!“男”主主義」第2弾 ~日台比較から女性議員増をめざして~ 

全国フェミニスト議員連盟 「Hello!民主主義 Goodbye!“男”主主義」第2弾 ~日台比較から女性議員増をめざして~

 

どうにも日本の女性議員は増えません。

ほぼ同じ選挙制度を持つ2つの国、台湾と日本。ところが女性議員数には雲泥の差があります。

日本の女性議員は、衆議院9.7%(2021)、参議院22.6%(2019)、政令市平均20.5%(2019)。片や台湾は、女性の総統・副総統がすでに誕生し、女性議員は、国会41.6%(2020)とアジアで最も女性議員が多く、政令都市平均35.79%(2018)です。

ともに「小選挙区比例代表並立制」(国政選挙)、「中選挙区制」(地方選)をとる両国の、どんな要因が、政治分野の男女平等を分けているのか。選挙制度、クオータ制、立候補環境を比較しながら、女性議員を増やすためのヒントを探ります。みんなの力でみんなを幸せにするジェンダー平等社会実現のために!

 

講師:王貞月さん

NPO法人ジェンダー平等福岡市民の会(gefca)理事、大学非常勤講師、福岡市在住

 

日時:2022年2月6日(日)13:00〜15:00

 

★オンラインにて開催  定員:100名 参加無料

 

主催:全国フェミニスト議員連盟 https://www.afer-fem.org/

 

問合せ・申込:片山かおる090-2460-9303 三井マリ子090-8595-6421

femigikokusai@gmail.com

 

※2022年2月5日までにお申し込みくださった方にアドレスと注意事項を送ります。

会員以外の方は会員の紹介があればご参加できます。

「人工妊娠中絶における配偶者同意の撤廃を求める意見書」が可決!

「人工妊娠中絶における配偶者同意の撤廃を求める意見書」は、ぜひ意見書として出したかったもので、可決されて本当によかった。自民党も賛成でした。公明党がなぜ退席なのかわかりません。

自宅出産で産んだ赤ん坊を4日後に死なせた、ということで逮捕されてしまった女性に有罪判決が下されたことが、意見書作成の大きなきっかけです。

なぜ女性だけ罰を受けなくてはならないの?そもそも、保護をされるべきであり、罰せられることではないと考えます。

ぜひ他の議会にも広げたい意見書の一つです。

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「人工妊娠中絶における配偶者同意の撤廃を求める意見書」

賛成18:市民といっしょにカエル会(片山)1、自民党・信頼の小金井5、みらいのこがねい(立憲1含む)3、共産党3、小金井をおもしろくする会2、情報公開こがねい1、生活者ネットワーク1、緑・つながる小金井1、元気!小金井1

反対1:こがねい市民会議1

退席3:公明党3

※病欠1:共産党1  議長(みらい(立憲)は採決に加わらず

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人工妊娠中絶における配偶者同意の撤廃を求める意見書

2021年9月14日、国際セーフ・アボーション・デーJapanプロジェクトのメンバーは人工妊娠中絶を行う際に原則として配偶者の同意が必要だとする法律の規定の廃止などを求め、4万筆を超える署名を集めて厚労省に提出した。

日本在住の全ての女性が、必要なときに安全な中絶ができることが求められている。予期せぬ妊娠をして一人で出産をする事態に追い込まれ、生まれた子を死なせ刑事犯罪に問われるケースがある。それに到る原因の一つに、人工妊娠中絶を求めても「配偶者の同意」を母体保護法指定医に求められて、中絶できずに出産に追い込まれたという事情がある。

日本において避妊方法では、失敗率の高いコンドームが多用され、経口避妊薬(ピル)や IUD(子宮内避妊具)の使用率は低く、緊急避妊薬(アフターピル)は薬局で安価に入手できる諸外国と比べると高価で入手困難である。日本では効果の高い避妊手段へのアクセスがあまりに悪く、相談する場も乏しい。

日本における中絶方法では、旧式の搔爬(そうは)法が主流である。WHOは手術の場合は吸引法を標準とし、現在は中絶薬(アボーション・ピル)を推奨している。新型コロナウイルス感染拡大の中、イギリスやフランスでは中絶薬がオンラインで処方され、自宅で服用することが承認されたが、日本では認可すらされていない。

堕胎罪は旧刑法(1880年)から現在まで、女性の「堕胎」(自ら薬を服用する場合も含む)を罰している。1948年の優生保護法は、指定医師による中絶を合法化したが「配偶者の同意」を要件とした。優生保護法は 1996年、障害者に対する差別規定を削除し、母体保護法に変わった。しかし堕胎罪は存続しており、母体保護法では女性の意思のみによる中絶はできない。世界でも同意を必要とするのは11ヵ国・地域のみである。国連女性差別撤廃委員会は日本政府に、堕胎罪の改正と母体保護法の配偶者の同意要件を除外するよう勧告しているが、日本政府は応じていない。

パートナーとの関係が不安定な場合や、出産するしないをめぐって夫婦の意見が異なる場合など、中絶に「配偶者の同意」が得られないのは誰にでも起こりうる。妊娠しても出産を望まない場合、すぐに中絶にアクセスできることが必要であり、リプロダクティブ・ヘルス&ライツの観点からも望まない出産を強いられてはならない。

よって、小金井市議会は国会及び政府に対して、以下の事項を強く求めるものである。

1未婚や DV、性暴力による妊娠などの場合、母体保護法に則った中絶において「配偶者の同意」が不要であることを、厚生労働省が事務次官通知を出し、すべての人に伝わるようにすること。

2母体保護法の中絶に関する規定から、「配偶者の同意」を削除すること。

3 妊娠した女性が学業やキャリアを中断することなく、中絶・出産・養育について十分に相談・検討・選択する機会を、制度として保障すること。

4 誰の助けも得られぬまま一人で産み、嬰児を救えなかった女性に対し、心と体のケアや保護を保障すること。

 

女性差別撤廃条約選択議定書の早急な批准を求める意見書が3度目の可決!

「女性差別撤廃条約選択議定書の早急な批准を求める意見書」

賛成11:市民といっしょにカエル会(片山)1、共産党3、小金井をおもしろくする会2、情報公開こがねい1、こがねい市民会議1 、生活者ネットワーク1、緑・つながる小金井1、元気!小金井1

退席11:自民党・信頼の小金井5、みらいのこがねい(立憲1含む)3、公明党3

※病欠1:共産党1   議長(みらい(立憲)は採決に加わらず

小金井市議会では同様の意見書を、2009年、2019年と2回可決していますが、今回で3回目の可決です。自民、公明、みらい(立憲民主を含む)の11人が退席し、残りの11人が賛成で全会一致で可決。

これまでで一番最悪な結果だったかも。

10月の衆院選では、ジェンダー平等、というスローガンが飛び交いました。

政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が成立し、多くの女性国会議員が誕生することが期待されました。

しかし、候補者擁立のところから、かなり女性候補者の人数が少ない、比例上位でもない、ということが明らかになってきて、非常にガッカリしました。

そして、ある野党は女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准についても政策として掲げました。

私はこの政策にはおおいに賛同するものです。

しかし、政策はただのスローガンではありません。実現に向けて、世論喚起し、国会で議論を重ね、政府を動かしていくべきです。

その一つとして地方議会が行える手段の一つに国などに対する「意見書」があります。議会の議決を経て、各機関に提出され、当該地方議会の意思として国などに伝えることができます。

今回の意見書には、退席議員が相次ぎ、議会の半数の人数で議決することになりました。全会一致の結果ではありますが、大変寂しい全会一致です。

退席した会派には、なぜ退席に至ったのか、徐々に聞き取りしていこうと思っています。

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女性差別撤廃条約選択議定書の早急な批准を求める意見書

 

1979年、国連はあらゆる分野で女性が性に基づく差別を受けない権利と平等の権利を保障する女性差別撤廃条約を採択し、日本は1985年、この条約を批准した。2021年現在、189か国が批准している。
さらに1999年、条約の実効性を強化し女性が抱える問題を解決するために、個人通報制度と調査制度を認めた「女性差別撤廃条約選択議定書」が国連総会で決議・採択され、2000年12月末に発効している。2021年現在、条約批准189か国中114か国が批准している。

2021年9月時点で、日本各地の約129の地方議会から批准を求める意見書が政府に提出されている。小金市議会からも2009年と2019年に意見書を提出しているが、日本はいまだこれを批准していない。

選択議定書の個人通報制度とは、条約で保障された人権を侵害された被害者が、国内の救済手続を尽くした後、条約機関に申立てを行うことができ、条約機関がこれを審査して見解を出すという制度である。

このような選択議定書を批准することにより、締約国は国際的な人権基準に基づき女性の人権侵害の救済と人権の保障をより強化できる。

政府は男女共同参画社会基本法に基づく第4次男女共同参画基本計画に、条約の積極的遵守のための施策や選択議定書の早期締結について真剣に検討をすることを明記した。第5次基本計画で「女性差別撤廃条約の選択議定書については諸課題の整理を含め、早期締結について真剣な検討を進める」としている。

しかし、日本は男女格差を測る2021年度ジェンダーギャップ指数が156か国中120位と低迷を続けている。コロナ禍で、脆弱な立場に置かれやすい女性の視点に立ち、セクシュアルハラスメントやDV、性暴力、賃金格差や非正規職員の雇い止め、ひとり親の困窮、大学入試での差別的扱いなどの問題解決がなお一層強く求められている。

よって、小金井市議会は国及び政府に対し、ジェンダー平等を実現し、全ての人の人権が尊重される社会をつくるため、女性差別撤廃条約選択議定書を速やかに批准するよう強く求めるものである。

片山かおるのちょっとカエル通信102号を発行しました

12月議会のお知らせとなる「片山かおるのちょっとカエル通信102号」を発行しました。

久々に駅頭宣伝もしようかと思っています。朝、起きられたら、ですが。。

表面の2020年11月5日発行の「ふぇみん」に掲載されたイトー・ターリさんの記事は、全文は掲載しませんでした。ぜひ「ふぇみん」サイトからご購入いただければと思います。

ターリさんの思いが詰まった貴重な記事です。

 

パレスチナカフェ@カエルハウス 12/4(土)17:00から

パレスチナカフェ@カエルハウス

日時:12月4日(土)17:00~20:00

パレスチナとイスラエル、何千年も戦っている尽きない戦い?宗教戦争だから仕方ない?パレスチナのテロリストに対するイスラエルの自衛? マスコミが間違えて伝えているパレスチナ問題を、パレスチナビール(シェパードビール)を飲みながら、セーブ・ザ・オリーブの宮澤由彦さんと小金井の大賀英二さんに語っていただきます。

◇スピーカー:

宮澤由彦さん(セーブ・ザ・オリーブ)、大賀英二さん

★参加費:500円(パレスチナビール1本付き)  ※おいしい持ち寄り、差し入れ歓迎。

★場所:市民交流スペース カエルハウス(小金井市中町4-17-11-1F)

★主催・問い合わせ・申込み:カエルハウス運営委員会  042-316-1511 office@katayamakaoru.net