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12/11『死んどるヒマはない 益永スミコ86歳』上映会

戦争反対を一環して訴えながら、助産師として働き、看護婦だけで組合を作り、死刑囚の片岡利明(益永利明)の養母となり、死刑制度反対や裁判員制度反対、教育基本法改悪反対を、自分の頭で考えて自分自身として訴え続けている益永さんの姿に私は感動しました。

国立の会場で観た時には益永さんと娘さんの陽子さん(教育基本法が「改正」された時、野次を飛ばして警備に口をふさがれはがいじめにされた)がいっしょに来場されていました。ふたりともものすごくパワフル。

労働者としてとことん働きながら、おかしいなと思っていた戦時中のこと、三菱重工のことなど、心に留めて忘れることなく、自分自身の言葉で社会に訴え続けています。まさに語り部です。

国立のトークの中で、「池袋でチラシまきしている人がいたので、自分も別の場所で看板を首から下げて街宣を始めたら、おまわりさんに止められて許可をもらえ、と言われた。許可をもらいに警察署に行って説明したら、それは語り部だから許可証はいらない、と言われた。私は許可証の無い許可を獲得したわけです」と話して大受けされていました。ものすごくユーモアとパワーあふれる方です。

当日は制作者のビデオプレスの松原明さん、佐々木有美さん、出演者の益永スミコさんも来場されます。

ぜひご覧ください!

『死んどるヒマはない 益永スミコ86歳』制作:ビデオプレス/2010年/70分

日時:12/11(土)14:00

場所:小金井市公民館本館4F 視聴覚室

上映協力券:1,000円

主催:One’s Eyes Film(ワンズ・アイズ・フィルム)

12/3 カエルカフェ「知ってるようで知らないエイズの話」

企業が点検したあと廃棄するコンドームをもらって、素敵なドレスを作り、エイズの予防啓発をしている東経大の学生グループがあります。今年の武蔵野はらっぱ祭りで展示してありました。

12/3には、彼らの活動の話を聞く会があります。

性教育、学校がやらないんなら、地域でやるしかないのかな。

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カエルカフェ「知ってるようで知らないエイズの話」

日時:12月3日(金)19時から

ゲスト:東京経済大学 学生団体「Youth Ribbon」

場所:市民交流スペース カエルハウス(小金井市中町3-10-10-103 tel/fax:042-316-1511)

参加費:500円(おみやげ付)

「みなさんはエイズのことをどれくらい知っていますか?世界でどれくらいの人がエイズで苦しんでいるのか。日本のエイズはどうなっているのか。最近、日本で母子感染が起こったこと、日本の看護師が、エイズだからと言う理由で解雇されたこと、日本のエイズのこれから。

エイズはとても身近な問題です。もしあなたの大切な人がエイズになってしまったら?

ウイルスは人を選ばないからこそ、誰にとっても関係のあることです。そんなことを学びながら、HIV/AIDSの予防啓発活動をしてきた経験を踏まえ、お話しできればと思っています。(Youth Ribbon)」

HIV感染者、国内は増加傾向 短期で発症のウイルスも

11/30 朝日新聞)

http://www.asahi.com/science/update/1129/TKY201011290401.html

◇12月議会日程◇

11/29(月)〜12/1(水)本会議 

11/29(月)には総務企画委員会もあり!

12/2(木)3(金)本会議(一般質問)

5(日)10:00〜18:40 本会議(一般質問) ★日曜議会★

7(火)厚生文教委員会

8(水)建設環境委員会

9(木)総務企画委員会

10(金)予算特別委員会

13(月)ごみ処理施設建設等調査特別委員会

14(火)駅周辺整備調査特別委員会

15(水)庁舎建設等調査特別委員会

16(木)行財政改革調査特別委員会

17(金)基本構想審査特別委員会

22(水)本会議

12/3と12/5(日曜議会)に一般質問します

10月に4回に渡って行われた保護者への民間委託の説明会。回を重ねるごとに不安が募り、反発が強まりました。90%の保護者が理解できない、という結果に。厚生文教委員会でも夜中までかかって異議が唱えられ、2010年度中の委託案は撤回されることとなりました。しかし延期なので、2011年度に進められるかもしれません。今こそ小金井の学童の役割について、みっちり話し合うべき時です。私の質問内容は以下のとおり。

片山かおるの一般質問 12/5(日)午後4:20頃

『すべての子どもたちの豊かな放課後のために、学童保育は何ができるか』

1) 学童を利用しているいないに関わらず、子どもたちと保護者からは今、どのような学童保育が求められているのか? 民間委託の説明会から学んだものはなにか?

2)小金井の学童保育の可能性をどのように考えるのか? 

3)子どもにとって居心地のよい学童とは? 本来は小規模異年齢保育をめざすべきでは? 障がい児の全入は可能か? 

子どもの権利条例にのっとった学童保育をつくっていこう!

今回は日曜議会に20分、残りの40分は平日に質問することとなります。11月から導入されたスクールソーシャルワーカーと、12月中には手引きができるはずの「子どもの権利に関する条例」について質問します。

12/3(金)午前10:40頃より

1. 子どもの権利を保障したスクールソーシャルワークを!

1)スクールソーシャルワーカーの現状は? 学校内外への認知の方法は? 

2)他の自治体と比較して、小金井の学校での役割はどのようなものになるのか? 

3)スクールソーシャルワークに子どもの権利条例がどのように活かされるのか? どのようなスクールソーシャルワークをめざしていくのか?

2. 「子どもの権利に関する条例」を使いこなすために

1)手引きの作成状況は?

2)子どもの権利保障のために、どのような施策を考えているか?

3)子どもの意見表明・社会参加を促すためには、どのような施策が必要か?

子どもに関する施策や公共施設をつくる時、子ども参加で行うためにはどのような取り組みが必要か?

市民交流センター(駅前ホール)関連議案、問題解決しないまま可決されてしまいました!

11/29(月)、12議会初日の本会議後、総務企画委員会が開催され、賛成多数で取得議案は採択されました。9月議会から継続して計12回の総務企画委員会での審議の結果です。深夜まで及ぶ日も多くありましたが、市の答弁体制はぼろぼろ。毎回長い休憩をはさみながらの審議でした。UR(都市再生機構)に5会派から申し入れた要望書にも、きちんとした回答がないまま。指定管理者の議案についても採択されましたが、業者が出した資料のほとんどが黒塗りで、質疑も真っ当にできない状態での審議。市の情報公開の姿勢が問われます。

11/30(火)の本会議で、民主・社民、改革連合、自民党(2会派)、公明党の賛成により、どちらの議案も可決されました。

その後、『市民交流センターの売買契約に関する決議』を、みどり・市民ネット、共産、市民会議、改革連合、民主・社民の提案で提出し可決しました。自民、公明は退席です。

市民交流センターの登記が定まるのは2月です。登記が従来の市の主張と異なった場合、今回の議決は無効となります。まだまだこの問題は終わりそうにありません。

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『市民交流センターの売買契約に関する決議』

小金井市議会は、稲葉市長が提出した小金井市民交流センター等の取得議案を、総務企画委員会に付託して審査してきた。同委員会での審査は、実に12回を数える異例の事態となったが、この度当該議案が可決されるに至った。

 審査が長引いた要因の一つは、市民交流センターに重大な問題点が指摘されていることにある。具体的には、「荷捌き駐車場」を専用的に使用できるのか、「車椅子対応駐車場」「平置き駐車場」「外構」「外壁」「屋上」を専用ないしは優先的に利用できるのか、「フェスティバルコート」を安定的に秩序だって運用できるのかについて、問題点が指摘されている。また、市民交流センターの地下にある「地下全体共用(通信)」に関しては、全体共用とすることの必要性に関して疑義が生じており、民間地権者との紛争の原因にもなっている。

 都市再生機構は、10月8日に都市再開発法第133条に基づく管理規約案を提示した。この案では、荷捌き駐車場が小金井市の専用使用とされた。しかし、登記が「一棟」ではなく「分棟」となった場合には、管理規約が無効になり、専用の荷捌き駐車場が確保できない可能性があることも明らかになった。市側の答弁でも、登記がどうなるかに関しては、確証が得られていない。

 市民交流センターが位置する1−3街区の権利変換計画が、今日の混乱の原因であり、施行者である都市再生機構の責任は重大である。

 市議会の中には市民交流センターの取得について賛否両論があるが、小金井市議会は、以下のことを稲葉市長に強く要請するものである。

1 権利変換計画の見直しなどを通じて、「施設や敷地に関する問題点」や「地下全体共用」の解消を図ることを都市再生機構に強く求め、その実現を図ること。

2 売買契約書に、「登記が『分棟』になった場合、売買契約は無効となり、一切の債権債務は生じない」旨を明記することを都市再生機構に強く求め、その実現を図ること。

以上、決議する。