選挙が終りました。なんとか当選することができましたが、厳しい判断が下されました。

公選法上、お礼を述べることができませんが、ほんとに多くの方にご協力をいただきました。
なんとか当選には至りましたが、これまで私が行ってきた活動を振り返り、なにがよくなかったのか反省し、これからの議会対策をしなくてはならないと思っています
坂井えつ子さんの当選が叶わなかったことから、市民自治こがねいとして市議会での発信の在り方も変わります。議会構成も大きく変わり、保守系、改憲派、行革派が増えました。今後の国への意見書などの提出や、子どもに関する事業の安易な民間委託に影響するでしょう。
原発事故への対応より、小金井での暮らしが大事、と思う市民が多いように思います。大きなビジョンを持って、市政に関わってほしいと思ってできる限りの市民への働きかけをしてきた4年間でしたが、地域から離れた視点である、という評価が下されたのではないかとも思います。
また、佐藤市長辞職への批判も大きかったのではないかと思っています。
「片山さんは大丈夫」キャンペーン効果もかなり大きく響きました。近しい人からも支持が離れていたことと思います。
今回の結果には様々な要因が考えられますが、確実に支持をしてくれて、大きな期待を寄せてくれる人たちの顔もはっきり見えました。
これからの議会の中で、どんな役割を果たしていけるのか、じっくりと見極め、筋を通す、これまでの考えから決してぶれない姿勢で真っ当な議員活動をしていきたいと思っています。           片山かおる

(おまけ)選挙を通して獲得したことがひとつ。各紙で市議選候補者の発表がされる時、産経新聞だけが私のことを戸籍名の「水由薫」で紹介しました。届け出名で紹介したわけですが、他紙はすべて「片山薫」です。産経、選管に猛烈に抗議しました。女性の通称使用を否定する動きと考えたからです。産経は訂正記事を掲載しませんでしたが、選挙前日の再紹介の際には「片山薫」に変えました。選管は反省のようすがないので今後追求しなくてはなりません。そして、選管には4年前の当選証書も「水由薫」だったことを抗議した件を告げました。仙台市では女性議員からの申し入れがあり、通称が付記されています。選挙管理委員会で協議し、今回は私の名前は通称が付記され、授与の際には通称が先で、戸籍名があとで読み上げられました。女性の働き方にも関わる通称使用についての考えを、6月議会の一般質問でしっかりと確認していこうと思います。