足もとからの平和を

1/19、国立のキノ・キュッヘで、パレスチナの映画『レインボー』を観ました。
上映後のトークで、「イスラエルはガザを実質は占領しているのに、マスコミではまっ
たく言及されない。」「国際法や国連憲章などにも違反している行為。」「占領とい
う事態が長く続くとひとりひとりのディテールが失われ、犠牲者もひとつの数字になっ
てしまう。自分達の日常とどうつなげるのか、という想像力を働かせよう。」といっ
た話を印象深く伺いました。
“レインボー”の意味は、イスラエルからパレスチナを攻撃する作戦名だそうです。
破壊と死をもたらす攻撃が“虹”とは!
足もとから平和をつくっていくためにも、遠い国のできごとととらえず、私たちので
きることは何かを考え、実行しなければならない、と思いました。
(片山かおる)