最近のあれこれ

ようやく夏らしい暑さとなってきました。蝉が鳴かずにどうしたんだろう、と思っていましたが、いつもの夏のように鳴き始めてひと安心。

でも天候不順と地震は心配ですね。大きな災害がどうか起こりませんように…

 

◇8月初めの教育委員会では中学校の教科書採択があり、無事「つくる会」以外の教科書が採択されました。新しい教育委員からの意見も活発に出て、きちんと勉強して読み込んでいるようすです。しかしその後、図書館の運営見直しとして一部委託についての提案がされて、傍聴席には思わぬざわめきが。非常勤職員を全面カットする提案です。図書館協議会の答申にも反するもの。

今後の厚生文教委員会や、行革の特別委員会で論議を呼びそうです。

 

◇三鷹でおこなわれた、『—夏休み・親子で平和を考えるー〈アジアで何があったの? みて・きいて!お話し と 「慰安婦」展〉』に、子どもたちといっしょに行ってきました。

小学生には少し難しかったようですが、中学生にとっては学校で教えられていない分、とても興味深い展示だったようです。戦争体験者の話なども印象深く、もっと多くの子どもたちに来てほしい企画でしたが、右翼のものすごい攻撃にあった催しでした。

会場を取り囲み、中に入れないよう阻止する人々から、私や子どもたちにも「子どもに売春を教えるのか!」「朝鮮人は帰れ!」といった罵声が浴びせられました。表現の自由とはなにか、なぜこの人たちはそんなにも憎しみをもって、自分たちと違う考えをつぶそうとするのか、子どもたちは深く考えるきっかけになったようです。

 

◇閉会中の委員会などの合間に、少しだけ白州に行ってきました。毎年、映像のワークショップで参加している「ダンス白州」というイベントです。舞踏、映像、美術、建築、農業などが有機的にからみあって、毎年形が変わっていきます。現場親方の舞踏家、田中泯さんを中心に、農事を通して地域と密接につながりながら、田んぼや道ばたで前衛芸術を繰り広げます。

 

小金井でも芸術文化振興計画ができて、「アートフルアクション」という試みが始まっています。町のあちこちでアートが展開される、というイメージ。白州には及びもつきませんが、小金井らしい形が模索できればいいなと思います。

私の仲間たちも、8ミリを主にした『光とフィルムの映像表現ワークショップ』を企画中。