4/12、「片山かおると語ろう! 街かどのつどい」を開催。福島から福島原発告訴団団長の武藤類子さんが来てくださいました。
福島原発の状況、福島で住む人たちや避難している人たちの現状などを語っていただきました。
福島原発事故は終わっていないことを痛感します。
類子さんの話を聞きながら涙ぐむ人もいました。
なぜこんなにも胸に突き刺さるのだろう。
3月終わりに、いわきで開かれた脱原発福島ネットワークの集会の際、登壇された類子さんは、自分のことを絶望主義者だと語っていました。
なぜそのように語っていたのか、駅前での街頭トークの後、カエルハウスまで二人で歩きながら聞いてみました。
「私たちは絶望することもできず、希望の未来、希望の復興があると思わされている。まずはしっかりと絶望することが必要」といったことを語られていました。
なるほど。目の前の絶望的な事実から目を逸らし、希望の未来だけがあるように思わされることの危険を示唆していたのでしょうか。
目の前の現実から目を逸らさせる事象が多すぎる。
私も誤魔化されない、人を誤魔化さないようにしたい、と改めて思ったのです。
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★片山かおると語ろう! 街かどのつどい
福島原発事故から14年。私たちはすでに、過酷人災原発事故の教訓を忘れつつあります。
しかし、いまだ、福島原発事故による原子力緊急事態宣言は解除されず、放射能高汚染により人々が住めない地域も残り、原発事故による避難者も全国に散らばっています。
そのような中、片山も告訴人集めの関東事務局に関わった、福島原発告訴団による東電刑事訴訟が最高裁で棄却されました。このまま誰も原発事故も責任を取らないまま、気候危機を理由に、原発再稼働や新増設が進められるのでしょうか。
私たちがみずから、平和で原発のない未来を選びとるために、今、何をするべきかを共に考えましょう。
ゲストトーク:
武藤類子さん(福島原発告訴団団長)
日時:2025年4月12日(日)14:00~15:00
場所:武蔵小金井駅南口
主催:市民といっしょにカエル小金井の会
※4/12の街頭トークのYouTubeアーカイブです。