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4/1 映画『シェーナウの想い〜自然エネルギー社会を子どもたちに〜』上映

/14の脱原発世界会議YOKOHAMAで初上映、大好評!

映画『シェーナウの想い〜自然エネルギー社会を子どもたちに〜』

監督:Frank Dietsche、Werner Kiefer 製作者:Fuss e.V. 製作年:2008

上映時間:本編1時間、スラーデックさんメッセージ約2分

ドイツ南部の小さなまち、シェーナウ市の住民たちが、チェルノブイリ原発事故後、子どもたちの未来のために自然エネルギー社会への転換をめざして、ドイツ初の市民共同電力会社をつくるまでの軌跡をつづった感動作。

上映日時:2012年4月1日(日)14:00

☆上映後、田口信子さんによる『市民がもたらしたドイツの脱原発』報告

場所:小金井市公民館本館(福祉会館内)4F 視聴覚室

入場料:無料・カンパ歓迎!

主催:One’s Eyes Film(ワンズ・アイズ・フィルム) 042-387-7035

協力:市民交流スペース カエルハウス

4月より、脱原発みどりの政治を実現する連続講座企画中。

「(仮称)原発事故被ばく者援護法」の制定を求める意見書、採択されました

3月24日未明の本会議で採択された。よかった。6月議会の時は、いきなり意見書質問し始めた会派があり、原爆被害者だって被爆者手帳を取るのが大変なのに、福島で被曝者手帳は無理じゃないか、なんて反対意見があり、結局通らなかった意見書があった。

少し時期が早かったかもしれないし、具体的な事が書かれていた意見書だったので、難しかったかもしれないが、意見書審査としては、異例のできごとだった。
小金井では本会議で質疑はあまりやりあわない習慣。会派代表者会議や個々に相談して少しずつ調整したりして、整えるのが通例。
他の議会ではいろいろみたいだが。全会一致でないと提出できないところもあるし、質疑をやりあうので、なかなか自由に提案できないところもある。

その辺、小金井はわりと自由度が高いのを評価している。意見書出し過ぎじゃないか、と言われることもあるが、この自由度があればこそ、沖縄戦「集団自決」教科書検定撤回の意見書を素早く提出することができた。あの時は国立に続いてだったが、時期は議会途中。市民からの強い要望があってのことだった。そして、その後の大きなうねりにつながっていった。
一自治体からのちっぽけな意見書にすぎないかもしれないが、世の中を変えるきっかけにもなりうる。市民の意見を(議会が代弁する形だが)直接、国や都に伝える手段でもある。

そういえば6月議会では、「放射能汚染された災害廃棄物等の処理によって放射性物質を拡散させないことを求める意見書」も私が作成して、採択されたのだった。しかし、その時は、ごみ問題もあり、あまり拡散・宣伝しないでくれ、と言われて、しかたなくおとなしくしていた覚えあり。

今回の意見書は、いわき市の意見書をもとにデータや今の状況をを少しずつ変えたもの。
自民党は退席、公明党と保守系のひとり会派は反対。私たちの会派みどり・市民ネットと共産党、民主・社民が賛成。

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議員案第12号

 

「(仮称)原発事故被ばく者援護法」の制定を求める意見書

上記の意見書を次のとおり提出する。


平成24年3月2日提出


小金井市議会議員
片 山   薫
森 戸 洋 子

 

 

「(仮称)原発事故被ばく者援護法」の制定を求める意見書

巨大地震・津波と原子力発電所の過酷事故が複合増幅した東日本大震災が発生して1年が経過した現在、頻発する余震の中で、福島第一原子力発電所(以下「福島原発」という。)事故の現状は、東京電力株式会社(以下「東電」という。)の発表でも依然として毎時7,000万ベクレルの放射性物質の放出が続き、高レベル汚染水が滞留する状況が続いている。
福島原発事故直後、放射性物質の放出についての正確な情報が、政府からも東電からも基礎自治体・住民には全く提供されなかった。そのため、適時・適切な避難措置が採られず、住民の避難が遅れ、放射性物質の拡散方向を知らないまま避難した住民は、多量の放射線被ばくを被った。特に、政府はSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の情報を、原子力災害対策特別措置法による防災基本計画に基づき、仮試算した拡散予測図形を関係自治体に知らせることになっているのにも関わらず公表しなかった。これは、災害対策基本法第3条に規定された国の責務に反する措置として、その違法性が国会でも指摘されている。
原子力安全・保安院の試算によると、福島原発1〜3号機から大気中への放射性物質の放出量は、半減期約30年のセシウム137で広島型原子爆弾の約168倍に相当する1万5,000テラベクレルという膨大な量である。2月28日には、気象庁気象研究所から、福島原発から大気中へ放出された放射性セシウムの総量は4京ベクレルに上るという試算が発表された。
今、放射性物質の広がりによって、住民は長期の低線量被ばく、汚染食品による内部被ばくの不安にさらされており、住民の生存権を保障するため、住民の健康管理・被ばく量低減に対する対応の強化が強く求められている。
被災地のいわき市議会では12月に全会一致で「原発事故被曝者援護法の制定を求める意見書」が採択された。また、2月16日には日本弁護士連合会から「福島の復興再生と福島原発事故被害者の援護のための特別立法制定に関する意見書」が政府に提出された。福島県民を含む市民団体からも「原発事故被害者支援法」が提案されようとしている。
よって、小金井市議会は、国会及び政府に対し、福島原発事故による住民の健康管理については、国の責任において、特例法として「(仮称)原発事故被ばく者援護法」を制定し、被ばく者健康手帳の交付及び定期通院・医療行為の無償化・社会保障などを法的に保障することを強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成24年3月24日

小金井市議会議長 野見山 修 吉

衆議院議
参議院議
内閣総理大
法務大臣 様
厚生労働大
経済産業大
環境大臣 様
復興大臣 様
原発事故の収束及び再発防止担当大

3.18さよなら原発!小金井パレード〜子どもといっしょにあるこう!〜

幼稚園のお母さんたちが発案して始まった「さよなら原発!小金井パレード〜子どもといっしょにあるこう!〜」。
一回目の6/12は子どももあわせて500人が参加。二回目の9/19は都内で大きな集まりがあったにも関わらず200人が参加。
都心でのデモとはひと味違い、地元を子どもといっしょに歩きながら地域から脱原発を訴えていきます。
原発が無くなるまで継続していこうという、小さな子どもを持つ親たちの強い思いで続けられています。
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3.11から一年

鎮魂の祈りも込めて第3回となる小金井パレードを予定しています。
被災地のことを決して忘れないように。
これ以上、負の遺産をこどもたちに残さないように。
子どもたちがいつまでも、青い地球で過ごすことが出来るように。

日時 3月18日(日)
14時00分 こどもの命を守る集い
14時30分 パレード出発
15時15分 パレード終了
★「原発のかわりに地球にあったらいいもの」ゲンパツチョキチョキプロジェクトTシャツも売っています
http://gentyoki.blog.fc2.com/

集合・解散 ジャノメ跡地
(正式名称は「中町三丁目暫定広場」通称「ジャノメ跡地」です。
住所は東京都小金井市中町3-19)

「こどもの命を守る集い」後援:小金井市教育委員会

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主催:さよなら原発!小金井パレード
連絡先
電 話 090_6486_0863
メール koganei_parade@yahoo.co.jp
http://koganeiparade.jugem.jp/

3/25議会基本条例についての議員研修会

3/25(日)14:00〜16:00議員研修会(市民も参加できます!)
議会基本条例について、中尾修さん(前北海道栗山町議会事務局長)の講演。
16:15〜18:00 市民と議員の懇談会(テーマは議会改革、議会基本条例など)
場所:市役所本庁舎3F 第一会議室
ぜひご参加ください。直接意見交換ができる貴重な機会です。

一年目の3.11が過ぎて

3/11の大震災、原発事故から一年が経ちました。いまだ続く被災者の苦しみ、原発禍も収まっていません。
3/10には郡山市で開かれた「「原発いらない地球(いのち)のつどい」」に参加しました。「福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守る法制定を求めて」シンポジウムを聞くためです。現在、小金井市議会でも被爆者援護法の制定を求める意見書を提案しています。
3/11には「原発いらない!3.11福島県民大集会」に参加しました。15,000人が参加。会場の野球場の空間放射線量は毎時0.5〜5マイクロシーベルトです。町中にも駅前にも太陽光パネル付きの空間線量計があり、常時0.4マイクロシーベルト前後を表示しています。
郡山駅前は子どもの姿も少なく、夜もひっそりしていました。小金井に帰り、キラキラした駅前に愕然。事故当時の省エネの時から比べ、当たり前のように電力を消費する生活に戻っていることに普段は気がつきませんが、私たちが使用している電力を供給していた原発の事故にあった被災地はまだ苦しみの中です。私たちは真剣にエネルギ−使用の有無に向き合わなくてはなりません。