片山かおるのちょっとカエル通信98号、4/16の臨時議会の報告です。
新たな議会人事、補正予算、意見書などについて記載しています。
★片山かおると語ろう! 街かどのつどい(オンライントーク版)
福島原発事故から10年。私たちはすでに、過酷人災原発事故の教訓を忘れつつあります。
福島第一原発の処理汚染水はアンダーコントロールされている、という虚偽の事実のもと勝ち取られた東京オリンピック・パラリンピック。早急に中止を決断し、コロナ対策にその予算を回すべきです。
まもなく放射能高汚染地域から、聖火リレーが始められようとしている福島の現実を直視し、私たちがみずから、平和で原発のない未来を選びとるために、今、何をするべきかを共に考えましょう。
オンライン参加:
武藤類子さん(福島原発告訴団団長)
日時:2021年3月28日(日)15:00~16:00
場所:市民交流スペース カエルハウス(小金井市中町4-17-11-1F)
連絡先: 市民といっしょにカエル小金井の会
2/23に開催した、★片山かおると語ろう! リアル&オンライン座談会 VOL.8「原発事故から10年、福島は今」をYouTubeチャンネル「片山かおる 小金井」にアップしました。
福島の人たちの今の状況、福島原発からすぐの場所に作られた不都合な事実は展示されていない伝承館。周囲は立ち入り禁止区域なのに、修学旅行や社会科見学で若い人たちがどんどん来させられているとのこと。
そういえば以前、福島原発のサイトにバスで修学旅行の生徒たちが入っていったとき、バスの車内は10mSv/h、と聞いて、とんでもない!と思い、「10マイクロシーベルト被曝って、自分もしたいですか?自分の子どもにさせたいですか?ほんとに?おとなの人たち!」とリツイートしたところ、いろんな人から攻撃を受けたのでした。
避難者の状況、バイオマス発電という名で放射能汚染された枝木が燃やされていること、事故原発でさらに高濃度の汚染が見つかったこと、廃炉スケジュールなんてとんでもないこと、汚染水の状況、東電刑事裁判の高裁での審査は夏になりそうということ、などなどが、福島原発告訴団団長の武藤類子さんと、いわき市議会議員の佐藤和良さんより、テンポよく資料とともに語られました。
さすが、最強の二人にご講演いただき、恐縮でしたが、ものすごく見応え、聞き応えあります。
ぜひ今の福島の状況を把握してほしい。
次の日だったか、地域で初めて出会った人に、片山さんの通信はいつも読んでいる、とてもいいことを訴えている、福島原発事故に関することを訴える人は小金井市議会にいない、今、原発の問題を訴えることは、とても重要なことだと思う、といったことを言われました。
いえいえ、小金井市議会で、私が提案した原発事故に関する意見書はこれまで全て賛成多数で可決されています。それはなぜかというと、脱原発の思いを持つ議員が過半数以上、議会にいる、ということなんですよ、と話しました。
もちろん、そういう思いを持っていても、意見書などは作成したり提案しよう、と思わないと実現しないものですけどね。
なんだかそんなことを言われたのはほぼ初めてかも。大抵の場合、片山さんはよそのことばかりやっていて、地域のことをやっていない、と言われる事ばかりですから。主張を変えずにやり続けてきてよかったな、と、とてもほっとした想いになりました、