8/18,19「福島の女たちの想い 〜未来につなげる たたかいの今」

7/16の10万人集会でスピーチした武藤類子さんの講演と告訴説明会のお知らせです。
現在は、原発事故の責任をだれも取っていません。東京電力の責任者、役人、御用学者などを刑事告訴する取組みです。
福島県民を分断しないためにも、だれに責任があるのかを明確にし、自分自身が原発事故被害当事者として告訴人になり、検察に捜査と起訴を要求するため全国から声をあげていこう、という運動です。
ひとり1000円で告訴人になれます。関東では5000人、全国で10000人の告訴人を集めてほしい、と言われているので、関東事務局は大忙しとなっています。カンパも大募集中。
ぜひ、武藤類子さんの話を聞き、告訴についての説明にも耳を傾けてください。
18,19の参加が難しい方のために、9月以降、小金井でも説明会を開催する予定です。
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武藤類子さんのお話を聴く会

福島の女たちの想い
〜未来につなげる たたかいの今

6月11日、福島原発告訴団・団長の武藤類子さん他、福島の市民たち1,324人は東電社長他を告訴しました。
武藤さんは原発事故で、森の暮らしを奪われた悲しみ、それに対して責任をとらず、被害を拡大させた事に、当然のこととして処罰をして欲しいという怒りから告訴に踏み切りました。
未来へつなぐ大人たちの責任を果たすべく、告訴団の団長として走り回っている武藤さんのお話を伺い、その思いを受けとめたいと連続講演会を企画しました。
現在、福島県民以外も参加可能として、第2次告訴の準備を進めています。
ぜひ被害当事者として、告訴人に加わってください。
当日は告訴人になるための説明もあります。


講演:武藤類子(むとうるいこ)さん プロフィール
福島原発告訴団・団長。1953年生れ。福島県三春町在住。養護教員等を経て2003年里山喫茶「燦(きらら)」を開く。チェルノブイリ以来原発反対運動に携わり、2011年は「ハイロアクション福島原発40年」活動を予定していた。近著「福島からあなたへ」大月書店。

日程:8月18日(土)19:00〜21:00
場所:武蔵野公会堂2F 第1・2合同会議室(武蔵野市吉祥寺南町1-6-22 0422-46-5121 JR・京王吉祥寺駅(公園口)から南へ徒歩2分)

日程:8月19日(日)10:00〜12:00
場所:八王子東急スクエア学園都市センター第5セミナー室(八王子市旭町9-1八王子東急スクエアビル12階 042-646-5611 JR八王子駅北口すぐ)

日程:8月19日(日)14:00〜16:00
場所:立川市女性総合センターアイム 作業室


参加費:いずれも500円 ※カンパをお願いします

○3回の講演内容は、同じです。
○8月18日(土)(14:00から) セシオン杉並でも、武藤類子さんの講演を聞くことができます。

主催:福島原発告訴団・関東
連絡先:080-4151-0630

e-mail : kokusodan.kanto@gmail.com
福島原発告訴団HP:http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
東京事務局ブログ:http://dainiji-fukusimagenpatsu-kokusodan.blogspot.jp/
フェイスブック:http://www.facebook.com/dainijikokusodan



「福島原発告訴団」告訴声明    2012年6月11日

今日、私たち1324人の福島県民は、福島地方検察庁に「福島原発事故の責任を問う」告訴を行ないました。
事故により、日常を奪われ、人権を踏みにじられた者たちが力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。
告訴へと一歩踏み出すことはとても勇気のいることでした。
人を罪に問うことは、私たち自身の生き方を問うことでもありました。

しかし、この意味は深いと思うのです。

・この国に生きるひとりひとりが大切にされず、だれかの犠牲を強いる社会を問うこと
・事故により分断され、引き裂かれた私たちが再びつながり、そして輪をひろげること
・傷つき、絶望の中にある被害者が力と尊厳を取り戻すこと
それが、子どもたち、若い人々への責任を果たすことだと思うのです。
声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、世界を変えるのは私たちひとりひとり。
決してバラバラにされず、つながりあうことを力とし、
怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。

「福島原発告訴団」告訴人一同