3/6「さらば黒い議会 もっと女性議員を増やそう!」

私も世話人になっている、全国フェミニスト議員連盟が中心になって、3/6に以下のキャンペーンをします。

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2011年は統一地方選挙の年。今回も「女性と政治キャンペーン」をします。「女性と政治キャンペーン」は、1999年の統一地方選に向けてスタートを切りました。発端は、1998年、マニラで開かれた女性議員を増やすための国際会議でした。日本からの参加者は、日本の女性議員の少なさを変えようと議論し、翌年の統一地方選に向けて「女性と政治キャンペーン」を誕生させたのです。1999年、2003年、2007年に引き続き、2011年は4回目です。

「女性と政治キャンペーン」は、性差別のない男女平等の社会をつくるため、意思決定の場に女性議員を送ろうという一点でつながりました。これまで議会に挑戦する女性の決意を促し、女性議員を増やす一助となりました。

しかし、成果があったとはいえ、現実は、日本の自治体における女性議員の割合は全体でわずか10.9%にすぎません。全自治体の約1/4 は女性議員がゼロです。私たちはそれを「女性ゼロ議会」と呼びます。自治体における女性議員の少なさは国会の女性議員の少なさともなり、最近の国際調査では188カ国中、日本は120位です(衆議院)。

女性の人権は基本的人権です。子どもの幸せの土台でもあります。男女平等の推進は、あらゆる人々が平等に生きられる社会への基本的要請なのです。住民の半分以上を占める女性の代表が議会に1割に過ぎないことは、男性のニーズに偏った政策に重点が置かれ、住民全体のニーズが考慮に入れられない事態を生みます。たとえば、女性議員がゼロの議会では、DV問題への言及がされず、対策に着手すらできないのです。

一方、男女平等推進を阻もうとするバックラッシュの動きがあとをたちません。その人たちは「女らしさ、男らしさ」に固執し、男女共同参画のための条例や計画を曲解しては推進を阻害してきました。こうした攻防の最前線は、地方自治体の議会です。私たちは、すべての地方自治体に、男女平等の社会をつくりたいと考える女性議員を増やし、女性の人権が尊重される男女共同参画政策を一歩一歩進めていこうと考えています。

「2011女性と政治キャンペーン」の趣旨と内容に共感・賛成いただける方をひとりでも多く増やし、メディアを動かし、この問題を広く知らせましょう。 そして、あなたの町で大空に向かって「もっと女性議員を」と訴えましょう! 

「2011女性と政治キャンペーン」では、こんなことをしましょう!

3月6日(日)14時~15時 渋谷駅ハチ公前 街頭アピール

女性議員の少なさが一目でわかる円グラフをプラカードにして掲げます

メディアへの要請活動 できれば記者会見など

あなたの町の独自アクション 街頭行動はできれば3月6日に

アピール、デモ、あなたの町の女性議員率を示す円グラフをプラカードにしよう

HP、ブログ、ツイッター、フェイスブック、メールなどによる情報交換

2011女性と政治キャンペーン・ブログ

http://jyoseitoseiji.jugem.jp/

女性と政治キャンペーンHP

http://www.josei-seiji.com/