3月1日(土)福島原発告訴団 被害者証言集会

今週の土曜、3/1に豊島公会堂でおこなわれる、福島原発事故の被害者証言集会のお知らせです。

田村市都路地区での避難指示解除が決まり、この4月には続々と原発から20km区域での避難指示解除が行われようとしています。線量が高くても再度の除染はありません。避難者の生活は苦しくなるばかりです。子どもを抱える親たちの苦悩も深まっています。
福島原発事故の責任を問うための検察審査会は、東京都民の手にゆだねられました。
私たち東京都民は今なにをすべきなのか。
被害当事者の話に耳を傾けて、心に刻みこみ、行動に移しませんか?
私たちの世論によって、検察審査会の判断が変わっていく可能性もあります。都民が無関心でいることは、福島の人たちを追いつめていくことに繋がります。
これまで福島原発の電力を使い続けてきた、また、いまだに福島の東京電力の発電所から送電される電気によって生活している私たちは、もっと自覚的に原発事故の責任追及、そして事故収束に向けての取組みに関わっていくべきだと思っています。
今週の集会への参加を周囲の方に呼びかけていただけないでしょうか? よろしくお願いします。
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あの原発事故から、もうすぐ3年を迎えようとしていますが、いまだに事故を引き起こした者の責任は問われないままです。被害者の苦しみと困難は、日々深まるばかりです。
東電・福島原発の過酷な収束作業と今も続く、放射能の流出と汚染水問題など数々の問題。
すべて、なかったことにして、原発再稼働、輸出しようとする力に抗して、福島原発告訴団は、この事故の責任を追及し続け、過ちを繰り返させないという思いで「被害者証言集会」を開催します。

私たちは、東京検察審査会に「不起訴処分は不当だ」と申し立てをしています。
なぜ、事故の真相究明が行われず、誰も責任をとらず、同じ過ちを繰り返そうとするのか。
なぜ、不誠実な賠償しか行なわれないのか。なぜ、子ども被災者支援法が捨て置かれるのか。なぜ、健康や命が大切にされないのか。
福島の叫びを聞いてください。

強制避難や自主避難の被害者、一次産業従事者や被曝労働者など10人の被害者による証言が行われます。

(日時)3月1日(土)東京都 豊島公会堂(JR池袋駅東口から徒歩5分)
13:30〜16:00(開場13:00)
* 参加費無料(カンパ歓迎!)
*ゲスト:広瀬隆さん(作家) 李政美さん(歌手)

主催:福島原発告訴団