子どもが暮らしやすい町は、おとなもきっと暮らしやすい!

『小金井市子どもの権利に関する条例』が、8年がかりでようやく制定されました。
多摩地区初の、子どもの権利を全面にとらえた総合条例です。私は市民として、この条例実現にむけて活動してきました。

今年は、子どもの権利条約が国連で採択されてから20周年をむかえます。
権利条約は、世界や日本の子どもが脅かされている、生きること、安心して暮らすこと、意見を表明することなどを保障するものです。

子どもの権利条例ができたので、小金井でも子どもが暮らしやすい町づくりを進めていきたいと思います。
子どもの権利は子どもだけのものではなく、おとなたちにも、子どもに寄り添った行動ができることを保障されます。

現在は、雇用条件の悪化、派遣切りなど、おとなが安心して働き、生きていく権利も危うくなっています。憲法で守られているにも関わらずです。

子どもの視点に添った町づくりこそが、高齢者や障がいのある人、失業中の人や外国籍の人でも、女性も、男性も、セクシャルマイノリティーでも、誰にとっても住みやすい町になると思います。