図書館窓口業務の民間委託がストップされました!

9月議会から継続して議論を重ねてきた図書館の民間委託問題。12月議会最後に補正予算が提案されましたが、委託した場合の経費比較資料が急に変更されたり、委託の理由が見えないまま強硬に進めるやり方が批判され、12/25の本会議で、補正予算は執行停止の決議を受けることになりました。これからの図書館のあり方を、市民参加で提案できるチャンスです。

夜遅くまで紛糾していた議会予備日の12/21。帰ってから見た朝日新聞夕刊の自殺者の特集のところに、図書館の話題がありました。「図書館は人が生き延びていくための場所なんだ」という言葉、あんまりタイミングがよすぎて、不覚にも涙が出てきてしまった。

記事に出ていた竹内さんの著書や、琵琶湖湖畔の図書館長だった才津原さんのこと、図書館を考える会や文庫の方々から頂いた様々な資料の中にもありました。

『自殺なんかしないで図書館へ行こう』というアメリカの図書館のポスターの話。

記事の最後はこう結ばれています。

「現在、全国の図書館は財政難で資料費削減、外部委託が進む。いつでも、無料で、何度でも、ぼんやりしているだけでもいい。そんな場所はほかにあるだろうか。命の森を枯れさせてはいけない。」

『図書館は生きることのすてきさを味わわせてくれる場所』という言葉のように、小金井の図書館を市民のものに変えていきたいですね。