『子どもが関心を持ってほしい。「子ども条例」』

11月10日の厚生文教委員会で「小金井市子ども条例」に関する陳情と条例の審議がありました。時間切れとなり、結論は12月議会へ持ち越されました。

わが家の2人の子どもたちに「小金井の子どもの権利条例から『子どもの権利』が取られちゃったんだよ」と伝えたら、「ええっ??なんで? 子どもの権利がなくなっちゃうの?」と大騒ぎ。そこで、学校が終ったあと、いっしょに傍聴に行くことにしました。

小学生は初めての議会傍聴に緊張したようです。「僕が席に座る時に教育長や市長がギロッと睨んで恐かった〜」と言っておりました。「ぼうちょうけん、って子どもももらえるんだね〜こんど放課後に友だちと行ってみようかな〜。」「先生にもこの条例のことを教えてあげよう」と興味がふくらんだようです。

中学生にとっても、言葉が難しくて審議の中身はよくわからなかったようですが、「権利の日がいらない、って市長が言う理由がよくわからなかったなー」とか「健全な成長のために、権利の保障があるってどういうことなんだろう?」とか、審議の流れはちゃんと追ってるんだ、と感心しました。

子どもに関わる条例に、子どもが興味を持つのは当然。小学校の社会科見学や中学校の生徒会で、市議会の傍聴に行くのも社会勉強になっていいですね。来年は『子どもの権利条約』の国連採択から20周年。本当に子どもに寄り添った、子どものための条例を作ってもらいたいと思います。

次の厚生文教委員会は12月5日(金)午前10:00からです。ぜひ、子どもに負けず傍聴にトライしてみてください。