小金井市内に処理施設が無い現在、小金井の燃やすごみはすべて他市で燃やしてもらっています。
広域支援という形で短期の契約を繰り返す形となっています。小金井の処理計画をしっかり作り、ごみの発生抑制と減量に取り組むことが緊急の課題となっています。
4月の市長選で、私たちが応援した佐藤和雄市長が当選しましたが、選挙公報等での主張について、6月議会で佐藤市長は反省し謝罪撤回をしました。応援した議員である私たちは、市長への決議には賛成しましたが、自身の説明と反省等がなかったと思っています。
9月議会では、応援した5人の議員で以下の文章を作成し、本会議で幹事長の漢人明子さんが読み上げました。
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可燃ごみの緊急事態を受けて
-4月の市長選挙での選挙公報での主張についてお詫びいたします。-
私たちは4月の市長選挙で佐藤和雄さんを応援しました。
その選挙での私たちの対応について、みなさまにお詫びをしなければならないことがあります。
それは、佐藤市長が選挙公報や政策チラシなどで使用した「稲葉市政のムダ使い 4年間で20億円 ごみ処理」という事実誤認であり間違った主張が、これまで小金井市の可燃ごみを引き受けていただいてきた自治体などの関係者のみなさまにご不快な思いを与え、今後のごみ処理の広域支援に大変深刻な影響を与えていることです。
私たちはそれぞれに選挙への関わり方は異なっていましたが、選挙公報で「応援します」と名前を出した責任は重く、「20億円のムダ使い」という主張を認めてしまったことについて真摯に反省しています。
そのため、6月議会では「佐藤市長の市長選挙公報等におけるごみ処理問題での主張に対し猛省を促し、早期に安定的なごみ処理体制の確立を図ることを求める決議」に賛成し、その姿勢を示してきました。
現在のいっそう厳しい事態に陥っている現状を受けて、あらためて、私たちの状況認識の甘さと誤った判断などにより、市民のみなさまに多大なご迷惑をおかけしていることを深くお詫びいたします。
小金井市のごみ処理をお引き受けいただいてきた処理施設周辺にお住まいのみなさまをはじめ関係者のみなさまに感謝を申し上げるとともに、深く陳謝いたします。さらに小金井市の責任のある、そして安定的なごみ処理体制の確立に向けて努力することを表明します。
2011年10月6日
小金井市議会議員
青木ひかる
片山かおる
漢人あきこ
田頭ゆう子
のみやま修吉