小金井市には市が維持管理する食品の放射能測定器が設置され、市と運用契約を交わした市民団体・放射能測定器運営連絡協議会が測定しています。
協議会では、この間、連日「テスト測定」を行い市内で購入・採取した葉物などから高濃度の測定結果を得ていますが、これらの測定結果は、市との運用契約により公表することができない状態です。
みなさん、この放射能測定器をぜひ活用してください!
具体的な測定の申し込み方法
http://www.ne.jp/asahi/levelzero/earth/measure.html
*試料の引き渡し時間などは調整可能です。
とにかく、市の代表電話(383-1111)にかけて
「放射能測定について聞きたい」
「どんな測定結果が出ているのか」
「測定を申し込むにはどうしたらよいのか」
などなど質問して、ぜひ、測定も申し込んでみませんか。
今は、市民からの測定受付は週1回です。協議会からは回数増に対応する準備はあると申し出ています。受付日が先になった場合には、「もっと早くできないのか」と求めてみてください。
この測定器の購入と運用はチェルノブイリ事故後の市民の署名活動から始まってすでに20年以上続いています。
ちなみに、このような市民活動がいまも続いているのは全国でも小金井、藤沢の2市だけです!!
しかし、この間、一般市民からの測定申込みはほとんどなく、協議会メンバーが申し込んで測定を維持してきました。
福島原発事故後も、まだ一般申し込みは数件しかないそうです。
協議会では市に運用契約内容の見直しを求めることにしていますがそもそも市民からの問い合わせも申し込みもない状態では市が見直しに応じることは期待できません。
せっかくの小金井市の測定器です。
食品の放射能汚染とは、残念ながら長い付き合いをしなければなりませんから、
うまく市民が活用していけるような態勢を作っていけるように、どうぞ、お知り合いにも協力を呼び掛けてください!
小金井市に放射能測定室を作った会HP
http://www.ne.jp/asahi/levelzero/earth/