国会では、戦争につながる危険な安保法制案が審議されています。小金井からも抗議の声をあげていこう、と「こがねいピースアクション2015」が立ち上がり、様々な賛同団体企画が行われています。
フェイスブックで情報発信中。ぜひご参加ください。
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◆1回目 6月12日(金)19時
『日高六郎が語る体験的〈戦争と平和〉論』 88分 2005年
構成:金 聖雄 プロデューサー:陣内直行 制作:アズマックス
上映後トーク:金 聖雄(映画監督)
戦後を代表する「文化人」として論壇を リードしてきた社会学者・日高六郎。 いま98歳。イラク戦争への自衛隊の派遣が おこなわれ始めた2005年、私は、フランスに 在住していた日高六郎を訪ね、自らの体験を土台に 「戦争と平和」を語ってもらった。
戦時中、中国青島で中国人と共に暮らした少年時代、 家族だけが読む日高家の家庭新聞、兄の戦死、 若き研究者としての苦悩、そして敗戦、感動の憲法制定・・・ しかし、いまふたたび、自衛隊は地球の裏側まで派遣されている。
日高六郎は、ロングインタビューの最後に、 「ひとり一人が現在が危機的状況であるということをもう少し考え、 大きな勇気でなくていい、少しの勇気でも出していくことが大切だ」 と語ってくれたことを今も忘れない。 (監督 金聖雄)
日高 六郎 1917年生れ 社会学者 東京大学教授 京都精華大学教員を経て渡仏。 主な著作:「戦後思想を考える」「私の平和論」(岩波新書)「戦争のなかで考えたこと」(筑摩書房)
◆2回目 6月21日(日)19時
『流血の記録 砂川』 56分 1956年
総編集:亀井文夫 企画:砂川斗争記録映画製作委員会
上映後トーク:島田清作(元立川市議)
小金井から五日市街道を西へ行くと立川市砂川町がある。 ここで、1955~56年に米軍旧立川基地拡張をめぐる 「砂川闘争」が展開された。土地を取り上げられることに 抵抗する農民に対し、警察官が出動、負傷者は1,000人を超え、 流血の悲劇となった。複数のカメラはでその歴史的な瞬間を、 農民の視点から生々しく記録し、日本ドキュメンタリー映画の大先輩、亀井文夫が編集した。
「砂川闘争」から今年で60年。砂川に近い米軍横田基地に オスプレイが配備されるという。決して「砂川闘争」は過去の話ではない。 当時、高校2年生で「砂川闘争」に参加した島田清作さんに上映後、お話をいただく。
会場:小金井市公民館本館 視聴覚室(福祉会館4階)
上映協力費:500円
主催:キムーンフィルム やしほ映画社 ミストラルジャパン ONE´S EYES FILM
問合せ:090-1548-6014(陣内)
※各作品ともDVD版での上映となります。
《戦争と映画》を考える連続上映会 は7月以降の上映も予定しています。