片山かおるの一般質問。9/6(月)15:30からの予定

9月議会の一般質問です。閉会中の厚生文教委員会は公立保育園廃園方針に振り回され、一番最初に質問した片山の質問で止まってしまい、3回も開くことになりました。

一般質問では、片山の考える小金井の保育全体の将来ビジョンを語れないだろうかと思っています。

1.子どもの権利を基本にした保育政策とまちづくりを

 

現在、公立保育園3園の廃園方針案が示されている。児童福祉審議会、のびゆくこどもプランといった市民参加の子ども施策の中で、5園の公立保育園はどのような役割を果たしてきたか。そしてこれからの子ども施策の中での位置づけは。

 

  • 児童福祉審議会答申を基に、2001年にのびゆくこどもプラン小金井を策定する際の公立保育園はどのような位置づけだったか。公立保育園が果たしてきた役割と、まだできていないことは何か。

 

  • 子どもの権利条例は市の基本条例である。子どもの権利を市の施策の真ん中に置くのであれば、第5次基本構想、都市計画マスタープラン、公共施設個別施設計画など、まちづくり全体の中で、子どもの育ちゆく場をどのように保障していくのか。

 

  • 公立園5園が市内に点在して配置されている現在の小金井市の中で、要保護児童や障がい児童等への支援、子育て広場などの開催や、園庭がない近隣の民間保育園の受け入れ、民間保育園と学童保育などをつなぐ、地域の子育て支援拠点として、改めて公の役割と責任を整備するべきではないか。

 

 

2.札幌市を参考に使いやすい生活保護の広報を

 

1)今夏、インターネット動画での生活保護利用者へのバッシングが行われる中、厚労省は改めてTwitterで生活保護の権利を発信した。札幌市では生活困窮者が増える中で「生活保護は国民の権利です」と大書したポスターやチラシを作り掲示した。小金井市でも同様の広報をおこない、生活保護利用のハードルを低くすべきである。

 

2)厚労省生活保護基準部会での級地の変更の議論はどのように把握しているか。級地の変更は生活保護基準引き下げにつながり、非課税世帯などへの影響も大きい。自治体として意見をあげていかないのか。

 

3.野川流域の生物多様性の保全を

第3次環境基本計画には、生物多様性地域戦略や保全計画が記されていない。近年、蛍が復活している野川流域の自然再生を進めるために、積極的具体的な取り組みが必要ではないか。