2/17から第一回定例会が始まります。片山かおるの一般質問は3/2(木)10:00

2/17から3/24までの会期で、第一回定例会が始まります。

片山かおるの一般質問は3/2(木)10:00からとなりました。

色々思うところあり、コテコテの質問を作成してみました。

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1.子どもの権利について市の認識を問う

 

1) 小金井市子どもの権利に関する条例の成立と、権利条例に基づく子ども施策には、市民が大きく関わってきた。来年度、小金井で開催する予定の「地方自治と子ども施策 全国自治体シンポジウム」までに、小金井の子どもの権利条例の経緯について、権利条例が提案された陳情から、策定委員会の議論、市民会議での検討、各勉強会、議案上程までの各陳情審査、修正案で成立、子どもオンブズパーソンの陳情、議員案と議案、公民館本館主催子どもの人権講座、子どもの権利に基づく市民活動や審議会のことなど、権利条例に関わる小金井での事象を、冊子にまとめるべきではないか。

2) 子どもの権利条約で示されている4つの権利(生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利)は相関すると言われるが、最も重要なものとして「参加する権利」として「子どもの意見表明権」がある。大人の都合による「子どもの最善の利益」との関係をどう捉えるか。保育園での虐待などの報道が相次ぐ中、乳幼児の意見表明権をどのように把握し重視しているか。

3) 子どもオンブズパーソン設置条例第12条に、裁判で係争中の案件、議会で請願陳情されている案件は調査しない、という記載があるが、今後、これらに抵触する案件がさらに出てくる可能性もある。条文の見直しをしないか。

2. 主権者教育の推進について

 

1) 議会運営委員会での議会改革の中で、高校生への主権者教育が検討されてきた。市内5校の高校に提案書を送り、議長、議会運営委員長、副委員長でプレゼンに行ったところ、2/13に中大附属高校での特別授業が初めて実施された。他4校にも再度働きかける予定である。これまで市立小中学校での議会が関わる主権者教育は敬遠されていたが、今後、議会も関わる主権者教育を検討しないか。

3.環境配慮住宅型研修施設(旧:雨デモ風デモハウス)の活用について

1) 2011年の原発事故後に完成した環境配慮住宅型研修施設は、市民からの発案で

建設され、原発事故を契機に気候危機問題解決にいち早く向き合う研修施設だった。

しかし、この間、市からはほとんど放置され続けてきている。発案からの経緯をまとめて、本来目的に沿った使用をすることこそが、気候非常事態宣言を形骸化せず、宣言より11年も前に実践していた市民の活動を再評価し、改めてその価値に向き合うことになるのではないか。