総務企画委員会の調査事項についての意見要望(2/17)

2/17に行なった、総務企画委員会の調査事項に関する意見要望。

総務企画委員会で調査の柱を建てるのは珍しかったようです。

明日3/7の予備日の中では、新庁舎と新福祉会館に対する市長報告(2/7)に対する、各会派ごとの意見要望を述べることになっています。現在、執筆中。総務で述べた意見から少し発展したものになるように思います。この委員会での意見要望って、委員会日程よりだいぶ前に提出しなくてはならず、市長報告よりずっと前に書いたものだったのです。

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1)庁舎

新庁舎建設については長年のレンタル庁舎の財政負担を解決するためにも早急に進めるべきである。ジャノメ跡地に建設する、新庁舎建設基本計画を基本としながらも、財政計画とスケジュールについては、12月議会の市長報告で提示した計画案からさらに削減、短縮するよう精査すべきである。

今後の市全体の財政見通しについても早急に提示すべきである。

新福祉会館建設計画にある福祉関係の事業については、市役所との連携が必要な事業が多いことからも、新福祉会館建設計画を見直し、庁舎との一体化を検討することも必要である。

これからの共生社会を体現する、福祉施策の推進を前面に出した庁舎を検討すべきと考える。

また、市民全体が活用する市庁舎建設には、市民参加がもっとも重要であり必要である。

市長就任後、市庁舎建設に関する市民説明会も懇談会も開かれていない。現在がどのような状況にあるのか、随時、市民に直接説明し意見を頂いて、市の計画を精査することが必要である。

今後の建設スケジュールの中に、市民検討委員会の設置、随時の市民説明会、懇談会等を組み込むことを求める。

 

 

2)公共施設の再配置

市長公約の6施設複合化案は、公約破棄のような形で雲散霧消したわけだが、それによって公共施設の再配置が、市政課題の俎上にあがってきたことは重要だと考える。

特に福祉会館と公民館、図書館をどのように更新していくのかは、市民の大きな関心事である。市庁舎よりも関心をもたれている。

福祉会館の機能整理を行い、公民館を中心とした市民活動の場を市庁舎と複合化して作るべきだと考える。

むしろ、公民館の中に市庁舎がある、といった考え方で、市民参加、住民自治の推進を図るべきではないだろうか。

図書館本館については、まだ議論が煮詰まっていない。図書館協議会の中だけの議論ではなく、一般市民も交えた図書館についての議論を積み重ね、場所と中身について決定すべきである。

清掃関連施設については、新庁舎建設の際にはリサイクル事業所など、ごみ減量につながる啓発的な施設を、庁舎内か外に設置するべきである。