☆学校給食は子どもが楽しみにしている時間☆

先日、現在の小学校給食の状況と民間委託された中学校給食について検証する会を開きました。栄養士さんの話で印象深かったのは、「手作りの食事で育っていた豚も配合飼料に変えられると最初は食べないが、しばらくするとあきらめてモリモリ食べるようになる。子どもたちを豚と同じように扱わないでほしい」といった話。小学校から中学校にあがったばかりの子どもの、味への敏感な反応にもびっくり。小学校の給食週間での「だし」特集クイズに子どもたちが大喜びで10杯もおかわりした、という話も。調理現場の雰囲気で味が変わる、という話も印象的でした。家庭でもイライラ怒りながら作ると失敗しますものね。地元のオーガニック食材の給食に変えたフランスの農村の話が『未来の食卓』という映画になりました。豊かな自然環境に戻し、経済活性化の効果もあります。小金井でも、安心できる食材で、鍛錬された技術で作られる給食を続けられるように、もっと給食への関心を広げていきたいものです。