◇ 片山かおるの一般質問(6/9(月)AM11:00予定)
1. これからの地域福祉の課題はなにか
小金井では社会福祉協議会が地域福祉コーディネーターの事業を始めようとしています。昨年はモデル事業を行いました。各地でのモデル事業を見るといろんな取組みがあるようです。制度の狭間で苦しむ人たちの声を拾い上げ、個々に寄り添いながら地域での解決方法を講じる事業です。
4月に視察した釧路市の生活困窮者自立支援法のモデル事業と、浦河べてるの家での精神障がい者の開かれた地域での暮し方などを参考に、地域福祉のあり方を考えます。
大阪の生活保護行政は、生活保護法からもはずれた全国でももっとも問題があるとされていますが、小金井では適切な行政運営となっているか、5/28~29の大阪での行政交渉の視察を活かして質問します。
1)地域福祉コーディネーターについて。
小金井での取組みと、ドラマ「サイレントプア」のモデルになった大阪府豊中市社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーの取組み。
2)生活保護基準引き下げの影響。生活保護行政の確認。
3)生活困窮者自立支援法の自治体計画の進捗状況。釧路市のモデル事業の事例。多摩地域での連携は。
2. いかそう!子どもの貧困対策法
2013年6月に制定された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」は、2014年1月に施行されました。現在、子どもの貧困対策大綱の策定に向け「検討会」が開催され、7月には大綱が公表される予定です。
小金井の中でも格差が広がっています。特にひとり親家庭や非正規労働家庭の子どもの置かれた状況を調査して、奨学金の拡充など格差を是正する支援が必要です。
就学援助への影響が以前より懸念されていますが、市はまだ対策を検討していません。影響数と額を明らかにし、なんらかの対策を講じるべきです。
社会的擁護を必要とする子どもたちへの支援策も早急に検討すべきです。
1) 小金井の子どもの貧困率は?
2) 生活保護基準引き下げによる就学援助への影響、人数、対策など。
3) 自治体計画の検討は?
3. 教育委員会改革と教科書採択について
今年の教科書採択は7/22です。ぜひ傍聴してください。開かれた教科書採択になるよう、市民からは以前より求め続けられています。
今回はスケジュールがタイトになり、市民への教科書展示の周知も不十分です。教員による教科書研究の時間を十分に取ることが必要不可欠と考えます。
1) 国の方向について。小金井ではどのように対応するのか。
今年度の教科書採択のスケジュールは。市民に開かれた教科書採択となっているか。教科書展示について。
http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/gikaijimukyoku/gikaijimukyoku/info/25-1ippannsitumon.files/26-2ippansitumon.pdf