7/21は参議院選挙の投票日。片山かおるは、比例区は山本太郎さん、東京選挙区は野原ヨシマサさんを応援します!

7/21投開票の参議院選挙において、片山かおるは、比例区は山本太郎さん、選挙区は野原ヨシマサさんを応援します。

山本太郎さんは、東電福島原発事故後、被ばくの問題、避難者支援の問題など、被災者に寄り添った発言を続け、国会議員となってからも、多くの質疑を繰り返してきました。
私は6年前の参議院選挙でも、山本太郎さんを支持しましたが、共に活動はしてきませんでした。
今回、なぜ応援しようと考えたか。
山本太郎さんが、現在の非民主主義的な国会運営、政治のあり方に、異議を唱え続けていること、そして、猛スピードで社会が「壊れていく」という表現をされていることに共感したからです。
自治体議会と国会はかけ離れた世界ではありますが、多くの施策実施において密接に繋がっています。
国会がどのような運営がされ、どのような議論が行われているかは、自治体議会と違い、大きく報道されます。
市民ひとりひとりの声がまだ届きやすい自治体議会と違い、市民の声が多数の力で圧殺されていくのが今の国会運営です。
山本太郎さんは、今回の選挙の比例区で、特定枠という制度を使い、1位に難病ALS患者のふなごやすひこさんを、2位に重度障がい者の木村英子さんを指定しました。そして、比例区では「山本太郎」と書いて欲しい、と呼びかけています。
「山本太郎」に多くの票が集まっても、まずは、1,2位の重度身体障がい者の二人から当選します。山本太郎さんが当選するとしてもその次になります。
重度の障がいのある方が、国会議事堂に入り、本会議場や委員会室で議論するためには、今の国会を大改造しないとなりません。そして介護者の付き添いが必須なので、議会運営のルールも変更しなくてはならないでしょう。
小金井市では、昨年10月「障がいのある人もない人も共に学び共に生きる社会を目指す小金井市条例」ができました。「障害者の権利に関する条約」や「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」に基づいたものです。
国会に当事者が入ることによって、具体的、実質的にハード面が変わり、ソフト面も徐々に変わって行くことが期待されます。
それは、自治体の施策にも大きく影響することでしょう。
私は、ぜひとも、二人の重度障がい者に、まず国会に入って欲しいと思っています。
この比例区特定枠の制度を使って、重度障がい者の確実な議席獲得をめざす、山本太郎さんを心から信頼したいと思いました。
そして、東京選挙区に立候補されている野原ヨシマサさんは、沖縄創価学会壮年部に所属しながら、辺野古新基地建設に反対し、沖縄県知事選では、玉城デニー知事支援を表明し、県知事選勝利に大いに貢献しました。
小金井市議会で昨年12月に可決した、辺野古新基地建設を中止し、普天間基地を運用停止し、国民的議論で基地問題を解決せよ、といった意見書のもとになった、「新しい提案」を、野原ヨシマサさんも訴えています。
公明党が平和・福祉の政党であるなら、なぜ辺野古新基地建設に賛成するのか、と強く主張し、今の公明党は潰すべきだとまで訴えているのです。
これまで差別され、防衛のためと危険な基地を押し付けられてきた沖縄の苦しみを、東京で訴えていくことに、大きな意味があると考えます。
私は創価学会員ではありませんが、内部告発にも近い、野原さんの創価学会や公明党に対する変革を求める訴えに共感し、応援することとしました。
それぞれの立場の当事者が、直接選挙に出ること。これまでは立派な経歴の候補者の応援者としてしか出てこなかった人たちが、スポットライトを浴びて真正面から自分の考えを訴えていること。
山本太郎さんの今回の選挙戦略は、社会の仕組みをすでに変える選挙となっています。
壊れていく社会を変えるためにも、子どもたちのために、壊れない社会を作るためにも、今回の選挙は非常に重要だと考えます。