4.1安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト配布会

小児科医の山田真さんからの呼びかけにより、安定ヨウ素自主配布会を行うことになりました。できるだけ小さな子どもたちや若い人たちがいる家族を中心に配布できればと思っています。
申し込みは1/15から2/28までです。
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安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト in tokyo
  始めます
<原発事故の危険性は減少している?>
 2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故から7年が経とうとしています。
 しかし、危機は相変わらず続いています。破壊された原子炉の底は人が近づけない高線量で、燃料の取り出しもできない状態です。こんな状態でもう一度大地震が起きたら2011年3月を超える大量の放射性物質が飛び出して、とんでもない大惨事になるでしょう。
 そして、政府は停止していた他の原発を再稼働させようとしており、日本全体が危険な状態にあります。
 本来、原発事故による市民の被害は政府や電力会社が責任を持つべきですが、残念ながら政府は原発事故が起きた時に市民を守るための十分な対策を用意していません。
<安定ヨウ素剤がなぜ必要か>
 原発事故はあってはならないことですが、今の状況では自己防衛の必要があります。
 原発の事故では多種類の放射性物質が放出されますが、そのうちヨウ素131(放射性ヨウ素)については防衛法があります。事故直後に安定ヨウ素剤を飲むことで、放射性ヨウ素の甲状腺への蓄積を防ぐことができるのです。放射性ヨウ素の影響で、原発事故の被災者には甲状腺がんが発生しやすくなりますので、重要な被害予防策なのです。
<なぜ事前配布なのか>
 しかし、政府は、原発から5キロメートル圏内を事前配布対象地域にしているだけです。それ以外の地域で安定ヨウ素剤が備蓄されている自治体もありますが、事故が起きた場合備蓄されている場所に取りに行くことは非常に困難でしょう。ですから、私たち一人一人が手元に置いておく必要があります。
 事前配布は本来行政が行うべきことですが、行政に配布を促す意味も込めて、市民が自主配布を行うことにしました。
<安定ヨウ素剤とは>
 安泰ヨウ素剤は注意して使えば安全な薬とされていますが、ヨウ素アレルギーの人など、飲んではいけない人もいます。そこで、配布会の前に、問診票をお送りし、さらに当日は医師による説明・問診などを行って安全を図ります。
主催:安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト
 このプロジェクトは、フォトジャーナリスト広河隆一さんが世話人を務めるDAYS救援アクションの呼びかけによって始められ、小児科医山田真さんからの安定ヨウ素剤提供を受け、東京でも市民によって自主配布をしようと企画されました。
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 東京都内で初めての配布会を下記のように行います。
 放射性ヨウ素は、お子さんにより大きな影響を与えます。
 私たちは子どもたちを守っていきたいと考えていますが、今回は錠剤しか用意できませんので、錠剤の飲める方が対象です。
 皆さまの申し込みをお待ちしています。
◆と き:4月1日(日)
 午前:10:30~
 午後:14:00~
  それぞれ30分前より受付します
◆ところ:武蔵野プレイス 4階 フォーラム tel:0422-30-1905
   JR・西武多摩川線 武蔵境駅 南口下車 徒歩2分
◆医 師:山田 真 氏(小児科医)ほか 数名
◆対象者:錠剤を飲むことができる方
     100家族 (各回50家族まで)
◆内 容
    当日は、申し込み後問診票を提出した方のみ参加できます。
    医師による説明(約30分)のあと、医師による簡単な診察を行います。
    (その結果、お渡しできないこともあります)
    錠剤は無料です。ガイドブック(300円)ご購入をお願いします。
◆申し込み
    ・1月15日(月)から、定員に達するまで
    ・最終締め切りは2月28日(水)とします。
    ・下記メールに
      ①氏名②住所③電話④人数
      ⑤参加希望<午前・午後・どちらでも>のうちいずれかを選択
     をご記入の上お送りください。
    ・申し込みいただいた方に、問診票をメールに添付してお送りします。
     必要事項が記入された問診票が主催団体に届いた方から参加確認となります。
      *いただいた個人情報はこのプロジェクト以外では使用しません。