片山かおるの一般質問 12/8(金)13:00予定

12/1より第四回定例会が始まります。片山かおるの一般質問は12/8(金)13:00からの予定です。

1.子どもの多様な学びの権利保障を〜不登校の子どもの居場所と外国籍児童の支援

不登校の子どもの居場所である、もくせい教室(適応指導教室)は、古いマンションの3Fで、小・中学生が同じ教室を使う狭い空間にあります。男子トイレの一つは壊れたまま。和式のため、近くの店舗の洋式トイレを借りに行くこともあるそうです。指導者は退職した中学校の校長がメイン。来年度はスクールソーシャルワーカーの配置も危うい状況。

2016年には教育機会確保法が制定されました。子どもの多様な学びの中に、不登校の子どもたちへの支援も含まれます。小金井では国分寺のように外国籍児童への学習支援が整っておらずボランティア頼みです。

来年度は子どもの権利条例制定10周年です。同じく、子どもの権利条例のある川崎市の夢パークみたいに、どんな立場の子どもであっても受け入れるような居場所を整えて、子どもの権利保障の制度を整えて行くべきではないでしょうか。

1) 不登校児童への対応、施策について。スクールソーシャルワーカーの役割。

2) もくせい教室(適応指導教室)の現状と今後について。

3)外国籍児童への支援体制について。

4)子どもの権利条例制定10周年に向けて、市としての取り組みは。

 

2.貧困の連鎖を断ち切る〜生活保護世帯の大学進学を

生活保護世帯の大学・専門学校への進学は、全国的に見ても一般世帯より格段に低くなっています。現在の生活保護のカウンターや相談室の改善も必要。誰もが教育を受ける権利が保障されるよう、市の支援体制を整えなくてはなりません。

1) 生活保護世帯の大学・専門学校への進学状況は。進学相談への対応や支援は。

2) 生活保護のカウンターや相談室の改善を。

 

3. 公民館本館は一体どこに行くのか〜新福祉会館計画の見直しを

10月に教育委員会は「新しい時代の公民館の在り方について」を発表しましたが、公民館本館の今後が示されません。まさか、公民館を廃止して行く方向では?

1)   社会教育と社会福祉を共に進めるためにも、公民館本館は新福祉会館に入れるべきである。またはいつまでにどこに建てるのかを明言するべきである。

2)   子ども家庭支援センターのような相談の場は各地域にあるべきで、保健センターの検診のあり方は今の時代に沿った形に見直すべきである。

3) パブリックコメント後、建設計画の見直しを十分に議論し、多くの市民が納得する新福祉会館にするべきである。