片山かおるの一般質問 11/11

今回の一般質問は、市長選前で日程が取れないため、一人30分となりました。急ぎ足での質問です。

1.気候変動対策と福祉のために、農地や緑地を活用しよう

 

気候変動により各地で災害が続く中、市内の農地や緑地の保全による環境改善が世界的課題として重要となっている。

韓国では、有機生産物を学校や保育園や福祉施設の給食で使用し、給食を無償にして、農家など生産者の収入の安定と安全な食品を子どもたちに提供する政策を進めている。また有機農業の区民農園の使用料を無料にし、収穫物の5割を寄付してもらい、区のフードセンターで販売、残ったものはフードバンクに寄付する施策も進められ、市民的な農福連携が進んでいる。

 

  • 市内の農地での有機農業の状況について
  • 市民農園、体験農園をもっと増やせないか
  • 市民農園や体験農園の使用料減免と子ども食堂などへの収穫物の寄付を連動させないか

 

 

2.西岡市長の4年間の市政運営について

 

9月議会では、西岡市長の公約について様々な質疑が行われたが、自分の公約に自分自身で答弁することがほとんどなく、非常に無責任な姿勢に終始した。

この4年間で、市民主体の市政が進んできたとは言い難い。二元代表制としての議会との関係についても混乱を極めている。

西岡市長の4年間の市政のなかで、首長としての資質が特に疑われる点について問う。

  • 市民を分断した都市計画道路4.1、3.4.11の計画に対し、なぜ明確な反対の意思を示せなかったのか。
  • 婦人相談員を非正規化して相談業務が後退したがなぜ速やかに是正しないのか。
  • 庁舎と福祉会館建設の議論の中で、公民館本館が置き去りとなり、社会教育環境が後退していくのを、ただ見ているだけなのはなぜか。
  • 台風15号の際、千葉県に多大な被害が出て、近隣自治体では支援物資を送るなど速やかな対応がされたが、小金井での取り組みはなかった。19号の際も同様である。被害が少ない自治体は率先して、被災自治体の支援に取り組むべきではないのか。
  • 学務課職員の事務ミスの問題をなぜ速やかに解決しないのか。9月議会では教育委員会に配慮して給食の委託問題について質疑しなかったが、まさかこの間に計画を進めていることはないだろうか。