市民自治こがねいは、7月31日投開票の東京都知事選挙において鳥越俊太郎さんを応援します。

市民自治こがねいは、7月31日投開票の東京都知事選挙において鳥越俊太郎さんを応援します。

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今回の都知事選は、石原、猪瀬、舛添都知事と3代続いての任期途中の辞職に伴うものです。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは、告示直前に出馬を決意しました。

その出馬会見において、「政治とカネ」による都政の混乱を正し、市民の税金により都政が成り立っていることを自覚し、都政を都民に取り戻すことをアピールしました。そして、「住んでよし、働いてよし、環境よし」の東京を実現することを基本姿勢として打ち出しました。また、突然の出馬となったことについて、7月10日開票の参議院選挙での結果をみて、憲法がないがしろにされていくことへの強い危機感を持ったと語りました。

私たちは、鳥越俊太郎さんのこの決断を歓迎します。

東京都は、石原都知事になってから、学校現場には強制と管理が強まり、自由が封じられています。開発優先のまちづくり、時代錯誤の道路事業が大手を振ってまかり通り、小金井でも「はけ」(国分寺崖線)が破壊されようとしています。東京電力の大株主であるにもかかわらず、再生可能なエネルギーへの転換どころか、原発推進を支えています。効率優先、市場原理の導入、「自己責任」などによって、子育て環境は悪化し、子どもの貧困は深刻化し、労働環境もブラック化しています。医療、介護も疲弊してきました。

今回の都知事選は石原都政以来の都政のひずみを転換させる大きなチャンスです。

市民の力をつなぎ、野党とも協力し、地域から総ぐるみで、鳥越都知事を誕生させたいと思います。

過去2回の都知事選で私たちが応援した宇都宮健児さんは出馬を表明していましたが、鳥越さんの立候補表明を受け、おふたりは協議を行い、苦渋の決断だったとは思いますが、告示前日、都政の転換を実現するためのチャンスを生かすことを優先し、立候補表明を取り下げました。宇都宮さんの思いを受け、本当にチャンスにできるか、市民の力が問われています。

選挙情勢は、序盤の世論調査によると、鳥越俊太郎さんは2番手とされています。自公が分裂しているから鳥越さんが有利ということにはなりません。

すでに小金井では、鳥越さんの出馬表明を受け、即座に「鳥越サポーターズ㏌小金井」という市民勝手連が活動を開始し、市民自治こがねいなど政治団体、政党、市議会議員が連携し、オール小金井的活動を展開しています。また、市民自治こがねいの片山かおる、坂井えつ子市議会議員、漢人あきこ前市議会議員は、全都の市民派無所属議員の鳥越支援の動きを作りだすのに貢献しています。

投開票まであと9日。鳥越知事誕生に向け、みなさん一緒に駆け抜けましょう。

2016年7月22日 市民自治こがねい運営委員会

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